- 「公共交通オープンデータ協議会」、京王電鉄バスグループが運行する「京王バス」と東京都内複数自治体のコミュニティバスのバスロケーションデータを公開
- 「京王バス」とコミュニティバスのリアルタイム位置情報の「Google マップ」表示に対応
- 「Google マップ」公共交通機関リアルタイム位置情報の国内提供は 2021 年 2 月より開始(JR 東日本 / 東京メトロ / 都営地下鉄)
公共交通事業者および情報通信技術(ICT)事業者等 85 団体で構成される産官学連携協議会「公共交通オープンデータ協議会」は 2023 年 9 月 1 日(金)、京王電鉄バスグループが運行する「京王バス」と東京都内複数自治体のコミュニティバスのバスロケーションデータを、公共交通オープンデータセンターにてオープンフォーマット GTFS(General Transit Feed Specification)リアルタイム形式で公開し、Google 地図サービス「Google マップ」に提供開始しました。
これにより、「京王バス」と東京都内複数自治体のコミュニティバスのリアルタイム位置情報が、「Google マップ」で表示されるようになります。
ちなみに「Google マップ」における公共交通機関リアルタイム位置情報機能は 5 年前の 2018 年 10 月に発表され、まずは海外で提供が開始されました。そして 2 年半前の 2021 年 2 月に、「公共交通オープンデータ協議会」が公共交通機関の快適な移動と滞在に貢献するアプリケーション募集オープンイノベーションコンテスト「東京公共交通オープンデータチャレンジ」にて提供している首都圏の鉄道リアルタイム位置情報を「Google マップ」に提供開始したことで、JR 東日本 / 東京メトロ / 都営地下鉄のリアルタイム位置情報表示に対応し、ついに国内提供が開始されています。
そして今回、「京王バス」と東京都内複数自治体のコミュニティバスのリアルタイム位置情報対応。結構長いスパンとはなりますが、順次提供が開始されているわけです。
「Google マップ」アプリリンク
Source:公共交通オープンデータ協議会