- Google、2023 年 6 月に提供を開始した「Google Home」のホームオートメーション用スクリプトエディタ「自動化」に生成 AI 活用の「ヘルプ ミー スクリプト(help me script)」提供へ
- 作成したいスクリプトの内容を生成 AI に説明するだけでコードを自動生成
- 2023 年後半に提供予定
Google は 2023 年 10 月 2 日(月)、2023 年 6 月に提供を開始したパブリック(早期)プレビュー版「Google Home」における「Google アシスタント」オートメーション機能「ルーティン(オートメーション)」の詳細制御スクリプトエディター機能「自動化」に、生成 AI 活用の「ヘルプ ミー スクリプト(help me script)」を提供すると発表しました。
現在パブリックプレビュー版「Google Home」にて提供されているスクリプトエディター「自動化」は、プログラムデータ形式「YAML(YAML Ain’t Markup Language)」を用いて詳細なオリジナルオートメーションスクリプト(ルーティン)を作成できる機能となっていますが、コーディングの知識がないと利用できない上級者向け機能となっています。
しかし新たに提供される「ヘルプ ミー スクリプト」では、例えば「ChatGPT」や「Bard」といった生成 AI にコーディングを依頼する要領で[日が落ちて暗くなってから屋外カメラが人を検知したらポーチライトをオン][煙警報器が鳴ったら家のすべての照明を点滅させてスピーカーで緊急事態をアナウンス]など、作成したいスクリプトの内容を生成 AI に説明するだけで、生成 AI がコードを自動生成してくれる便利機能となっています。もちろん、自動生成されたコードを編集したりすることも可能です。
つまり、コーディングの知識がないユーザーであっても、「ヘルプ ミー スクリプト」を活用して「Google Home」スクリプトエディター「自動化」を活用できるようになるというわけです。
パブリックプレビュー版「Google Home」に新たに提供される「ヘルプ ミー スクリプト」は、2023 年後半に登場予定です。結構楽しみですね。
Source:Google