- NTT ドコモ、回線速度が遅くなるエリアに対する通信品質改善の取り組みを実施
- 全国 2,000 か所以上のエリアと全国の鉄道動線を中心に既存基地局の調整と新基地局設置など
- 将来の需要増加も見据えて 300 億円を先行投資
NTT ドコモは 2023 年 10 月 10 日(火)、現在回線速度が遅くなるエリアに対して通信品質改善の取り組みを実施すると発表しました。
NTT ドコモによる通信品質改善の取り組みは現在すでに実施されているのですが、改めて全国 2,000 か所以上のエリアと全国の鉄道動線を中心に既存基地局の調整と新基地局設置などを行い、通信品質の悪いエリアの通信品質改善を実施します。NTT ドコモはこの通信品質改善の取り組みに対し、将来の需要増加も見据えて 300 億円を先行投資する模様。
そして、全国 2,000 か所以上のエリアにおける取り組みは 2023 年 12 月までに実施率 90% 以上、鉄道動線における取り組みは 2023 年 12 月までの完了を目指します。ちなみに、特に通信品質改善が求められている新宿 / 渋谷 / 池袋 / 新橋の都内 4 エリアでは、2023 年 10 月上旬までに通信品質改善の取り組みが実施され、実際に改善している模様です。
というか、キャリアがわざわざこのように通信品質改善やその取り組みに対する投資額などを発表することは、ある意味異例。普段はど田舎沖縄に住んでいる私はあまり気にはなりませんが、特に人口が集中する東京地域では NTT ドコモの通信品質大幅低下が顕著に現れているのでしょう。
Source:NTT ドコモ(PDF)