- バルミューダ、最初で最後の Android スマートフォン「BALMUDA Phone」のソフトウェアアップデートサポートを 2023 年 11 月をもって終了
- 実質的には 2023 年 10 月上旬に配信されたビルド番号「1.280MI」アップデートが最終
- 修理受付は 2026 年 9 月 30 日(水)まで
東京都武蔵野市に拠点を置く国内家電メーカー BALMUDA(バルミューダ)が一昨年 2021 年 11 月 16 日(火)に発表し、そして 2021 年 11 月 26 日(金)に本体価格税込み 104,800 円で発売された、次世代通信規格「5G(Sub6)」に対応する同社初の SIM フリー Android スマートフォン「BALMUDA Phone」。
しかしバルミューダは、2023 年 5 月 12 日(金)に携帯端末事業の終了を発表。結局「BALMUDA Phone」は、最初で最後のバルミューダ製 Android スマートフォンとなりました。
そして、その発表で予告されていた通り、2023 年 11 月をもってソフトウェアアップデートのサポートも終了しています。ただ、「BALMUDA Phone」に対する最終ソフトウェアアップデートは 2023 年 10 月上旬に配信されたビルド番号「1.280MI」アップデートとなったため、実質的には 2023 年 10 月でソフトウェアアップデートが終了しています。
一応バルミューダは、致命的な脆弱性などが見つかった場合は(ソフトウェアアップデートの)対応を検討するとしています。とはいえ、2023 年 11 月に最終ソフトウェアアップデートが配信されなかったことを考慮すると、終わりが見えていた「BALMUDA Phone」への投資など、もはや考えていないことが伺えます。
「BALMUDA Phone」のソフトウェアアップデートサポートは終了したわけですが、SIM フリー版の修理受付については 2026 年 9 月 30 日(水)まで行われます。ただし、ソフトバンク版「BALMUDA Phone」については、ソフトバンク側で修理受付となります。
Source:バルミューダ