Google は本日 2 月 26 日に、企業向け新プログラム「Android for Work」を発表しました。
「Android for Work」は、個人用スマートフォンを業務用として使う際に、よりセキュアで管理しやすくするための新プログラムです。
Android 5.0 で提供された複数アカウントのログイン機能を使って個人アカウントと業務用アカウントを分けつつ、業務用アカウントを隔離されたプロファイルとして作成することにより、例えば相互のファイル共有などは行わないようにし、情報の流出を防いだりします。
Android 4.4.4 以下の OS に対しては専用アプリを提供し、対応します。
また、「Android for Work」のパートナー企業として BlackBerry も名を連ねています。
BlackBerry は、独自サーバーを利用したプラットフォームBES12(BlackBerry Enterprise Service 12)での「Android for Work」を発表しました。
BES12 は、欧米の企業各社や政府機関などが導入している高セキュリティプラットフォームで、米国の航空機メーカー ボーイングが開発した Android ベースのセキュリティ特化スマートフォン「Boeing Black」にも提供されることが昨年末に発表されています。
BES12 では「Android for Work」のプロファイルを管理できるようになるとのことですが、具体的な内容は発表されていません。
Source:Google、BlackBerry