毎年この時期恒例となっている Google Japn の新しい日本語入力デバイスが、今年も発表されました。
今年は、Google 日本語入力ピロピロバージョンです。
ピロピロ笛に小型の専用のモジュールを取り付けることによって、吹いて伸ばしたピロピロ笛の距離を赤外線センサーが計測し、その距離に対応した文字を Bluetooth でペアリングしたデバイスに転送するというもの。
毎度のこと、無駄に本格的です。
今後は、吹く息を利用した風力発電や、息の二酸化炭素と太陽光を利用し、光合成でエネルギーを発生させることができるようにする開発も行われているとか。
製品仕様は以下のとおり。
- 対応機種:Bluetooth SPP プロファイルに対応したデバイス
- プロファイル:SPP(Serial Port Profile)※ファームウェアバージョンアップにより HID 対応予定
- Bluetooth:Bluetooth 2.1 Class 2
- 電波周波数:2.4 GHz
- 通信方式:FHSS/GFSK 変調方式
- 電波到達距離:20 m
- 使用可能乾電池:単 4 形アルカリ乾電池、単 4 形マンガン乾電池、単 4 形ニッケル水素 2 次電池のいずれか 1 本
- 動作時間の目安:約 20 時間(連続使用時)
- 外形寸法:26 × 56 × 400 mm(ピロピロ笛伸展時)
- 質量:40 g(電池を含まず)
- 付属品:ピロピロ笛 × 1、収納ケース × 1、動作確認用単 4 形マンガン乾電池 × 1
- 稼働音:最大 35 dB(付属のピロピロ笛使用時、息を強く吹いてブーッと鳴らした場合)
- カラーバリエーション:青、赤、黄色、緑色、白
- センサー:CMOS 測距センサー
発売時期や価格は、”市場調査の結果を踏まえて判断” としていて、名言は避けられています。
ちなみに、まるっとオープンソースとなっていて、基板の回路図や 3D プリンターデータなども公開されています。
Source:Google