中国のスマートフォンメーカー OPPO は、同社の急速充電技術 VOOC と、Qualcomm の急速充電技術 Quick Charge 2.0 の充電効率を比較した動画を、YouTube に公開しました。
動画では、VOOC 対応 OPPO N3(3,000mAh)、Quick Charge 2.0 対応 Galaxy S6(2,550mAh)、iPhone 6 Plus(2,915mAh)、Quick Charge 2.0 対応の Nexus 6(3,220mAh)を使って、ディスプレイ ON / OFF のそれぞれの状態で 30 分間充電をした時に、どのくらいのバッテリー容量を充電できているかを検証しています。
Galaxy S6、Nexus 6 は特に説明はされていませんが、恐らく Quick Charge 2.0 に対応した充電器が使われています。
ディスプレイ OFF での結果は、OPPO N3 が 71%(2,130mAh)、Galaxy S6 は 56%(1,428mAh)、iPhone 6 Plus は 10%(292mAh)、Nexus 6 は 41%(1,320mAh)、ディスプレイ ON での結果は、OPPO N3 が 69%(2,070mAh)、Galaxy S6 は 24%(612mAh)、iPhone 6 Plus は 11%(320mAh)、Nexus 6 は 34%(1,095mAh)となりました。
OPPO N3 はディスプレイ ON /OFF 関係なく、一定の効率で充電が行えていることがわかりますが、ディプレイ解像度がそれぞれことなり、消費電力も変わってくるため、ディスプレイ ON での検証はあまり平等とは言えません。
また、iPhone 6 Plus はなぜかディスプレイ ON の場合の方が多く充電が行えているため、そもそもの検証精度に疑問も残ります。
とはいえ、どちらにしろ VOOC は Quick Charge 2.0 よりも遥かに充電効率が良いことがわかります。
iPhone 6 Plus に関しては、正直悲惨な結果となってしまいましたね。