Google は、スマートホームデバイス Nest の新しいラインアップとして、「Nest Protect(2nd Gen)」「Nest Cam」を発表しました。
同日より Google Store や、「Nest Cam」に関しては現地の Amazon.com でも予約が開始されています。また、専用アプリ Nest app もアップデートされ、新たに「Nest」としてリリースされました。
Nest は Google が 2014 年初頭に買収したスマートホームデバイスメーカーで、Google Store(当時 Google Play Store)や Amazon.com を通して各スマートホームデバイスを販売しています。
「Nest Protect」は煙や一酸化炭素を検知を検知して、専用アプリ「Nest」をインストールし、且つ「Nest Protect」とペアリングしている端末に、ネットワーク経由でアラームを鳴らしてくれるスマートホームセキュリティーデバイスです。「Nest」は iOS 8、Android 4.0 以降の端末に対応しています。
今回新たにラインアップされた「Nest Protect(2nd Gen)」は、新たに波長を監視する分割スペクトル センサーを搭載し、激しい燃焼と緩やかな燃焼の両方を監視することができるようになりました。そのほかの熱感知センサー、湿度センサーなどは引き続き搭載されていますが、一酸化炭素センサーは10 年稼動へと進化しています。
前作同様に乾電池で動作するタイプと家庭用電源で操作するタイプの 2 タイプがラインアップされています。「Nest Protect(2nd Gen)」の本体価格は乾電池タイプ、家庭用電源タイプ共に $99(約 12,500 円)で、Google Store からは 4 ~ 5 週間以内の発送となっています。
「Nest Cam」は見ての通り監視カメラで、Wi-Fi 接続させることによって外出先からもネットワーク経由でストリーミングのカメラ映像を確認することができます。また、動きや音を検出して、専用アプリ「Nest」をインストールし「Nest Cam」とペアリングしている端末にネットワーク経由で通知してくれる機能も搭載。
カメラ性能は 3MP で、最大で Full HD 解像度に対応し、ストリーミングされる映像は暗号化されるため安全です。撮影範囲は 130 度に及びます。
更にマイクとスピーカーが内蔵されていて、「Nest」を通して会話をすることも可能です。
本体価格は $199(約 25,000 円)で、Google Store では 6 月 26 日までの出荷となっています。また、Amazon.com での 6 月 19 日発売予定として予約販売が開始されていて、こちらは日本直送にも対応しています。
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日本に輸入する場合の概算総額は、現在のところ約 29,000 円となります。
「Nest Cam」は有料の滅サービス「Nest Aware」を定期購入することにより、動画を最大 30 日間継続してクラウドに保存することも可能です。現在は 30 日の無料トライアルも実施されています。
Source:Nest