国内 MVNO サービス「もしもシークス」が「BlackBerry Classic(SQC100-1)」の取り扱いを開始することを発表したことで一時話題になりましたが、価格が 49,800 円 + 消費税(53,784 円)で、更にキーボードに補助文字入りという少しガッカリな仕様となっていることで、その熱も冷めつつあります。
ということで、現在「BlackBerry Classic(SQC100-1)」ブラックカラーがどの程度の価格で個人輸入できるのかを探ってみました。
「BlackBerry Classic(SQC100-1)」は英国やドイツなどの EU 圏と、アジア圏、中東などで発売されていて、LTE 1,800MHz(Band 3)に対応している点がポイントです。また、BlackBerry ならではの、WCDMA 800MHz(Band 6)の FOMA プラスエリアにも対応しています。更に最近では技適マークが表示されるようになっています。
※北米モデル「SQC100-4」は LTE 1,800MHz(Band 3)非対応で恐らく技適はなし
「BlackBerry Classic(SQC100-1)」の基本スペックは以下の通り。
- OS:BlackBerry OS 10
- サイズ:131 × 72.4 × 10.2 mm
- 重量:178g
- ディスプレイ:3.5 インチ(720 × 720)
- CPU:Qualcomm S4(MSM8960)Dual-core 1.5GHz
- RAM:2GB
- 内部ストレージ:16GB
- リアカメラ:8MP
- フロントカメラ:2MP
- Wi-Fi:802.11 a / b / g / n / an
- Bluetooth:4.0 + LE
- バッテリー:2,515mAh
- モバイルネットワーク
- 2G:GSM850 / 900 / 1,800 / 1,900 MHz
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 5 / 6 / 8
- 4G:LTE B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20
実は日本の Amazon.co.jp では「もしもシークス」の「BlackBerry Classic(SQC100-1)」よりも安価なアルファベットと記号のみのモデルが既に複数出品されています。つまに、更に個人輸入をした場合は安価になるというわけですね。
[amazonjs asin=”B00SAGTPD4″ locale=”JP” title=”【英語のみバージョン】 【SIMフリー】 BlackBerry ブラックベリー Classic Q20 並行輸入品 (ブラック)”]
今回個人輸入の総額を調べてみたショップは、香港のガジェットショップ Uniqbe.com です。総額 $314.35(約 40,500 円)で、国内到着時に課せられる消費税を考慮した最大の輸入総額は、約 43,500 円となります。つまり、「もしもシークス」よりも 10,000 円程度も安い。
ちなみに Uniqbe.com は事前にアルファベットキーボードを指定しておけば、補助文字の入っていないモデルを送ってくれます。
単純に価格だけを見たら「もしもシークス」の「BlackBerry Classic(SQC100-1)」は割高ですが、故障時の修理は「もしもシークス」が対応してくれるようなので、そういった意味では安心感があります。
ただし公式サイトでは “故障” という文字を強調しているようにも見えるので、自己の過失による破損などは厳しいかもしれないですね。国内で買うか個人輸入をするかは自由ですが、私だったら迷わず輸入します。