先日 Google が発表し販売も開始された「Chromecast Audio」が届きました。
「Chromecast Audio」Wi-Fi 環境下で「Google Cast for audio」非対応のオーディオ機器やスピーカーに接続することで、「Google Cast for audio」のレシーバーとして機能するデバイスです。
簡単に言えば、スピーカーに接続してスマートフォンから「Google Play Music」の音楽を「Chromecast Audio」に飛ばし、スピーカーを通して再生するといった感じで、「Chromecast」が動画なのであれば、「Chromecast Audio」は音楽を担当するデバイスとなります。
セットアップなどは基本的に「Chromecast」と同じで、専用のコンパニオンアプリを通して行い、キャストボタンが表示されるアプリで「Chromecast Audio」を使うことが可能となります。
届いてので早速セットアップしてみたのですが、一点だけ「Chromecast」と違う部分がありました。それは冒頭画像の通り、「Chromecast Audio」にはハイダイナミックレンジ(HDR)の切り替え項目が付いています。これは「Chromecast」にはない項目です。
私自身、オーディオ機器に詳しくないためどんな効力があるのかはわからないのですが、手持ちのスピーカーで試したところ、ハイダイナミックレンジ(HDR)をオンにした状態だと通常の音よりも、重低音が更に低く大きな音となり、全体的な音の迫力が明らかに増しました。
恐らくそれなりにハイスペックなオーディオ機器で再生する場合は更に大きな違いが出ると思います。
「Chromecast Audio」はまだ米国でしか販売されていません。日本での発売が期待されますね。