Sony が IFA2015 で発表し、10 月頃から発売され始めた Smart Bluetooth Handset「SBH54」のゴールドカラーが届きましたので、この記事でレビューさせていただきます。
「SBH54」は日本でも 2 年前くらいに発売された「SBH52」の後継機です。前作同様に単体で Bluetooth ハンドセットに、ヘッドホンを接続することでヘッドセットとして利用することができます。
また「SBH54」は前作のプラスチックボディから一部がメタルボディとなり高級感が増していて、前作の 23g から 18g へと大幅な小型化と軽量化が施されています。下の画像は「SBH52」と「SBH54」の比較で、見てわかる通りかなり小さくなっていますね。
機能的には前作と同じく 2 台までの同時ペアリングを着信の同時待ち受けに対応しています。また NFC も搭載されているので、ワンタッチペアリングも継承されています。
各通知の転送はペアリングいている Android 端末に「SBH54」用のコンパニオンアプリをインストールして設定を行うことでできるようになりますが、前作同様にメインとしている端末の通知のみを「SBH54」で受け取ることができます。
※メイン端末は切り替え可能です
また音楽コントロールもメイン端末に対してのみ行えます。そのほか前作から進化した点は、ノイズキャンセリングに対応した点、キャップレス防水になった点、新たにバイブレーションが内蔵された点、着信応答 / 終話ボタンがサイドに移動した点です。
特に前作は音での通知にしか対応していなかったため、「SBH54」は無音状態でもバイブレーションで通知を受け取れるよにもなっています。
ただし、「SBH54」とペアリングすることで、メディアの音声も「SBH54」で再生されてしまう仕様はそのままとなっています。
※Bluetooth 設定でプロファイルを切ることによって回避は可能です
ちなみに「SBH54」が対応しているプロファイル一覧は以下の通りです。
ちなみにです前作でも好評だった通知内容の読み上げ機能は日本語をフルサポートしていますが、「SBH54」には技適マークが印字されておらず技適を取得していない可能性があるため、今のところ日本への投入は考慮されていないのかもしれません。
前作「SBH52」から乗り換えを期待されている方は輸入する以外に、今のところ手段はないっぽいですね。
アマゾンの評価を見て気づいたのですが、SBH54のノイズキャンセルはマイクのみです。仕様にもかかれています。
マイクのノイズキャンセルはiPhone4以前からあった当たり前の機能ですね。
だとするとMW600の方が軽くて小さい分良かったなあ・・・。
SBH54のメタルボディーは確かに高級感があるのですがですが、周辺機器はプラスチックの方が他の機器を傷つけないのでいいと思います。
欠点あげてみたけど、やっぱり欲しい。