Fossil が 8 月末より米国で発売を開始した新型 Android Wear「Q Marshal / Q Wander」に、Snapdragon Wear 2100 プロセッサが採用されていることが判明しました。
Fossil は公式サイトでも「Q Marshal / Q Wander」の主要スペックを公開していないため、プロセッサや RAM はこれまで不明となっていたのですが、今回 Qualcomm が公式に発表したことにより、プロセッサのみが明らかとなりました。
Snapdragon Wear 2100 プロセッサはウェアラブル用のプロセッサで、Android Wear 初期に採用されていた Snapdragon 400 から小型化され、更に省電力性能が向上しています。また Qualcomm の話によると、ディスプレイの Always ON 性能や、「Q Marshal / Q Wander」に搭載されているスピーカーによるハンズフリー通話性能、フィットネスログの取得などでもその力を発揮するとのこと。
初代「Q Founder」は 1GB RAM を搭載しているため、公開されていませんが恐らく Intel プロセッサを採用しています。つまり「Q Marshal / Q Wander」ではその Intel プロセッサが不採用となり、Snapdragon が採用されたということです。
「Q Marshal / Q Wander」はまだ Fossil の公式サイトか米国現地の店舗でしか販売されていませんが、今度の販路拡大に期待したいところです。
Source:Qualcomm