Google は 9 月 21 日、Google I/O 2016 で発表した新しいチャットアプリ「Google Allo」の配信を発表しました。
「Google Allo」は「Google Duo」と同じく、電話番号がアカウントとなるコミュニケーションサービスです。チャットという部分では「ハングアウト」と被りますが、「Google Assistant」をサポートしている部分が大きな違いとなります。
また受信したメッセージのテキストや画像の内容を自動で読み取り、対応した返信を素早く送ることができるクイックレスポンス、絵文字、スタンプはもちろん、自由に絵をかいて送ることができるキャンパス機能や、テキスト、絵文字、スタンプの大きさを変更して感情を強調できる機能なども搭載されています。
肝心な「Google Assistant」はベータプレビュー版です。現時点では YouTube 動画の共有機能や、レストランスポットの検索機能をサポートしていて、「Google Allo」にテキストで “話しかけ” を行うことで、その内容を認識して適切な内容を返してくれます。
また「Google Allo」の「Google Assistant」は対人チャット中も利用可能で、@google を入力した後に質問内容を入力します。
「Google Allo」は全て暗号化されたデータ送受信されるのでセキュリティ性も高いサービスです。また有効期限付きのメッセージを送ることも可能となっています。
「Google Allo」は本日配信が発表されましたが、まだ Google Play ストアからはインストールできない模様です。「Google Duo」のように国内でのサービス開始は恐らく多少遅れると予想されます。
https://www.youtube.com/watch?v=VXEkoXgb4bI
更新
Android では配信が開始された模様です。ただし「Google Assistant」は今のところ日本語をサポートしていません。恐らくはそのために今回日本語のプレスリリースが行われなかったのでしょう。
[appbox googleplay com.google.android.apps.fireball]
Source:Google