Google は 9 月 29 日(現地時間)、「Android Wear 2.0 Developer Preview 3」にリリースを発表するとともに、Android Wear 2.0 プレビュープログラムを 2017 年初旬まで延期することを発表しました。実質的に Android Wear 2.0 の正式リリースが 2017 年初旬以降に延期されたことになります。
Android Wear 2.0 は Google I/O 2016 で発表されていた新しい OS バージョンで、当初は年内のリリース予定とされていました。しかし “品質要件” を要因として、今回プレビュープログラムの延長が発表されました。
Google Play ストアなどをサポート
また今回リリースされた「Android Wear 2.0 Developer Preview 3」では Google Play ストアのサポートなど、様々な新機能の追加が行われています。
Android Wear 2.0 ではスタンドアローンアプリの拡大が発表されていましたが、Google Play ストアをサポートし、Android Wear 単体でアプリをインストールできるようになることにより、これまで限定的に機能が利用できていた iOS においても Android Wear のフル機能を利用できるようになります。
ちなみにアプリのインストールはスマートフォンを接続している場合は Bluetooth でのインストールとなり、W-Fi に接続している場合は Wi-Fi 経由でインストールすることができるようになります。
このほか Inbox や Google Allo で採用されている返信候補からの簡易返信機能「スマートリプライ」や、サークル形状の Android Wear に合わせた新しい UI「Wearable Recycler View」なども追加されています。
正式リリースが延期となってしまうことは残念ですが、Android Wear 2.0 では大幅な進化が期待できそうですね。
Source:Google