スペイン・バルセロナで行われる MWV 2017 プレスカンファレンスで発表される予定の BlackBerry スマートフォン “Mercury(BBB100-x)” ですが、リアカメラについて、Google のハイエンドスマートフォン「Pixel / Pixel XL」と同じカメラセンサーを搭載するという噂が、Twitter で伝えられています。
その噂によると、“Mercury” のリアカメラは Sony 製 IMX378 イメージセンサー採用の 1,200 万画素となるとのこと。ちなみにフロントカメラは Samsung 製 S5K4H8 / Omnivision OV8856 イメージセンサー採用の 800 万画素となるとも伝えられています。
「Pixel / Pixel XL」のリアカメラといえば、画素サイズ 1.55µm の 1,230 万画素で、暗い場所でも明るく撮影できたりフォーカスの速度もかなり早いことが特徴です。また DxOMark Mobile において 89 ポイントという現在最高のポイントを獲得していて、発表当時もこの点が特に強調されていました。
実際に私も「Pixel XL」を持っていますがそのカメラ性能の高さを実感していて、基本的なスマートフォンのカメラ撮影は「Pixel XL」がメインにしています。カメラの起動の速さ、フォーカスと明るさ設定の素早さ、画質、どれをとっても私が今持っている機種の中で一番です。更にシャッター音もさりげないので気に入っているのですが、流石にそれは今回は関係ないですね。
ちなみに「Pixel / Pixel XL」は「Google フォト」を写真のサイズ無関係で使い放題という点も特徴ではありますが、流石にそれは “Mercury” では非対応でしょう。
ただし同じカメラセンサーを搭載するからといって、まったく同じ性能となるとは限りません。「Pixel / Pixel XL」は Snapdragon 821 プロセッサを搭載している一方で、“Mercury” は噂によると Snapdragon 625 プロセッサ搭載です。この差のために実際のフォーカス速度などはやはり劣ると予想はされます。
“Mercury” はストレートバー型の QWERTY キーボードを搭載するスマートフォンとして注目を浴びていますが、指紋センサーを搭載する点も含めて、総合的な機能面でも期待できると予想しています。正式発表が待ち遠しいですが、恐らくその前に多数の事前情報も流出すると思われるので、当ブログでも常にチェックし続けたいと思います。
Source:Twitter