楽天は 2 月 7 日、同社の楽天スーパーポイントを利用する決済サービス「楽天ペイ」において、「Android Pay」と「楽天 Edy」「Suica」「PASMO」「Kitaca」「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」「nanaco」「WAON」「QUICPay+」「iD」の FeliCa を媒体とする国内主要 14 ブランドの FeliCa 決済サービスをサポートした決済サービスを今夏提供開始すると発表しました。更に「Visa payWave」「Mastercard コンタクトレス」「J/Speedy」の NFC を媒体としたサービスも将来的に対応予定とも発表しています。
「楽天ペイ」
「楽天ペイ」は今のところクレジットカードと紐づけた決済用カードを提示するか、もしくはお店側が提示する専用の QR コードを「楽天ペイ」アプリを通して読み取ることで決済を行うことができるサービスです。バーコード、QR コード型の決済サービスは、最近では「LINE Pay」もローソン店舗向けに導入しています。
「楽天ペイ」決済の支払い元はこれまでクレジットカードから楽天スーパーポイントとなっていたので、新たなサービスが提供されることにより、各電子マネーを支払い元として設定できるようになるということです。また「Android Pay」のサポートは、「Android Pay」がサポートしている「楽天 Edy」を通して「楽天ペイ」が FeliCa 決済に対応するということになります。
更に NFC を媒体とする「Visa payWave」「Mastercard コンタクトレス」「J/Speedy」による決済も利用できるようになるとのことなので、つまりは「楽天ペイ」が従来のクレジットカード型決済と QR コード型決済に加えて、FeliCa(NFC Type-F)と NFC(Type A/B)でも行うことができるとようになるということです。
「楽天ペイ」の支払い元と支払方法の幅が広がるサービスということですね。
専用の決済端末も提供
楽天は今回の発表と共に、「楽天ペイ」に対応したカードリーダーと NFC リーダーが搭載された「Rakuten Card & NFC Reader Elan」と、NFC リーダーのみとなる「Rakuten NFC Reader Piu」の提供も発表しています。こちらは18,800 円 / 4,980 円の有料で、3 月 6 日発売です。
今回の発表はアバウトな部分があるので今後の詳細内容発表がカギを握るかと思います。
Source:楽天