香港のガジェットショップ 1ShopMobile が 1 月中旬に HTC から発表されたセカンドディスプレイ搭載の新コンセプトスマートフォン「HTC U Ultra」の取り扱いを開始しました。現時点で“ブラック” “ホワイト” の 2 色がラインアップされていて、“ブルー” はありません。
「HTC U Ultra」は当初台湾で発表されていましたが、その後香港でも発表されています。1ShopMoible の取り扱うモデルは恐らく香港モデルと思われます。ただし基本的な中身は台湾モデルも香港モデルも変わりません。
HTC U Ultra
「HTC U Ultra」は 5.7 インチの WQHD ディスプレイ、Snapdragon 821 プロセッサ、4GB RAM を搭載するハイスペックスマートフォンです。ボディの作りもこれまでとは異なり、シームレスなメタルユニボディと上下シンメトリーデザインを採用し、更に背面をウルトラ 3D アクアデザインという同メーカー初の鏡面仕上げデザインを採用しています。
また「LG V20」と同じようなセカンドディスプレイも搭載。通知や連絡先、アプリのショートカットなどを表示できるようになっていて、カスタマイズももちろん可能。オーディオ機能にもこだわっていて、付属の有線ヘッドセットによる「HTC USonic サウンド」では USB Type-C コネクタ経由での 3D サウンドによるハイレゾ音源再生に対応し、Blueooth ヘッドセットでは「HTC Boomsound Hi-Fi 版」によるノイズキャンセリングと高音質な音源再生に対応します。4 つのマイクによる 3D サウンド録音にも対応し、立体的な音を再現することが可能です。
カメラ機能では 1,600 万画素のフロントカメラを搭載し、26.5mm レンズによる 77.9 度ワイドアングル撮影だけでなく、通常の 4 倍の感度に向上して撮影できる「HTC UltraPixel モード」も利用できるようになっています。
このほか HTC スマートフォンでは初となる AI 機能「HTC Sense Companion」を新搭載している点も特徴です。「HTC Sense Companion」はボイスコントロールによる操作や、天気やニュース、スケジュールなどを、「Google Assistant」のような音声で知らせてくれる機能です。
主要スペック
OS | Android 7.0 with HTC Sense |
サイズ | 162.41 ×79.79 × 3.6 ~ 7.99 mm |
重量 | 170g |
ディスプレイ | 5.7 インチ(2,560 × 1,440)WQHD、Super LCD 5、Gorilla Glass 5 |
プロセッサ | Snapdragon 821 Quad-core2.15GHz |
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 64GB、microSD スロット搭載 |
リアカメラ | 1,200 万画素、F/1.8、1.55μm 画素サイズ(UltraPixel)、PDAF センサー(像面位相差)、レーザーオートフォーカス、BSI センサー(裏面照射)、OIS(光学式手ぶれ補正) |
フロントカメラ | 1,600 万画素、UltraPixel モード搭載 |
Wi-Fi | 802.11 a/ b/ g/ n/ ac、AirPlay 対応 |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,000mAh |
その他 | USB Type-C |
カラーバリエーション | ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク |
モバイルネットワーク |
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本体価格と輸入総額
1ShopMoible での発売時の「HTC U Ultra」本体価格は $725 です。この価格の送料日本への $30 と国内到着時の消費税を考慮した輸入概算総額は以下の通りとなります。
- 本体価格:$725
- 送料:$30
- 総額:$755(約 85,600 円)
- 輸入概算総額:約 92,500 円
恐らく現地の基本価格はこれよりも安価と思われますが、「HTC U Ultra」64GB モデルの台湾現地価格は 23,900TWD(約 87,000 円)なので、今回の 1ShopMobile の価格はかなり良心的と言えます。
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