New Balance は CES 2017 で発表した同社初の Android Wear スマートウォッチ「RunIQ」を国内で発売しました。現在 New Balance の公式サイトからのみ購入することができます。価格は 34,800 円(税抜き)です。
「RunIQ」は米国では現地の Amazon.com などでも販売されていますが、国内ではオフィシャルショップ限定モデルとして公式サイトでの販売となる模様です。また New Balance と Jabra が共同開発した専用 Bluetooth ヘッドセット「PaceIQ」も同時に発売されています。
「RunIQ」
「RunIQ」は Intel プロセッサに GPS や光学心拍数計を搭載し、5 気圧防水に対応したフィットネス特化の Android Wear です。ケースデザインはサークル形状を採用し、更に右サイドには 3 つの物理ボタンも搭載。バッテリーは 410mAh です。プロセッサなどの主要スペックは不明ですが、「Moto 360 Sport」や「Polar M600」などのスポーツ系 Android Wear と同等と予想されます。また Android Wear 2.0 へのアップデートも約束されています。
「RunIQ」は Google Play や App ストアで配信されている GPS トラッキングをサポートした専用アプリ「Strava GPS」と「RunIQ」のコンパニオンアプリ「MyNB」をスマートフォンにインストールして連携させて使用します。「MyNB」ではウォッチフェイスのカスタマイズを行うこともできます。
[appbox googleplay appid com.newbalance.loyalty]
[appbox googleplay appid com.strava]
「RunIQ」は GPS を搭載していることもあり、「Strava GPS」アプリを利用した単体でのワークアウトもサポートしています。また Bluetooth 4.1 のほかに Wi-Fi もサポート。連続利用可能時間は最大 24 時間ですが、GPS と心拍数モニタリング機能を使用する際は最大 5 時間となります。
「PaceIQ」
「PaceIQ」は通常の Bluetooth ヘッドセットとして利用もできますが、「RunIQ」で「Strava GPS」を使用したランニングを行っている時に、走行距離や時間などのステータスを音声でフィードバックしてもらうことができるボタンが搭載されている点が特徴です。音楽の連続再生は約 5 時間可能で、IP54 規格の防水防塵に対応しています。また 2 台までのマルチペアリング対応です。価格は 12,800 円(税抜き)。