「LG Watch Sport」、気に入ってます。私が輸入したのは北米モデルの型番「LGW280」なので日本国内のモバイルネットワークは利用できないのですが、そもそも挿す SIM もないし、もし国内のモバイルネットワークを利用できたとしてもバッテリー消費量が気になると思うので結果オーライです。
ちなみにそんな感じで基本的には母艦機との接続と Wi-Fi 接続のみでの運用なのに、結構バッテリーの減りは早い気がします。この辺のレビューはまた別の機会にでも。
でもそもそもスペックが高く私が「LG Watch Sport」を購入するまで利用していた「Moto 360 Sport」よりも圧倒的にヌルヌル動くので、完全に左手首の座は「LG Watch Sport」専用です。今後の OS アップデートでその辺が改善されればいいかな。
Android Wear 2.0 の新アプリドロワー
さて Android Wear 2.0 ですが、かなり細かく UI が変更されていることはこれまでもご紹介させていただきましたが、ウォッチフェイス関連と同じくらい変更が行われているのがアプリドロワーです。Android Wear 1.5 以下と同じく縦 UI によるスクロールなのですが、 Android Wear 2.0 では更にアプリがラウンド表示に代わっています。これが例えば「ZenWatch 2」などのスクエアディスプレイ機種でも継承されるのか、それとも全て統一でラウンド表示となるのかはわかりませんが、少なくとも現行の「LG Watch Style / Sport」ではそうなっています。
そしてもちろんこのラウンド表示も大きな変更点ではあるのですが、もっと大きな変更点、というか追加機能として、アプリドロワー内でお気に入りのアプリを上部に固定できる機能が追加されているんです。Android Wear 1.5 までは直近で利用したアプリが 3 つまで自動でアプリドロワーの上部に表示される機能が搭載されているのですが、Android Wear 2.0 では直近で利用したアプリは 1 つしか上部に表示されない代わりに、お気に入りとして登録したアプリを上部に固定することができます。
お気に入りとして登録する方法は、アプリドロワー内でアプリアイコンを長押しするだけです。こんか感じに。
お気に入りに登録するとアプリアイコンに★マークが付、お気に入りとして固定されていることが一発でわかります。またお気に入りに登録する順に上部に追加されていきます。
お気に入りを解除する方法もアプリアイコン長押しです。ちなみにアプリドロワーの一番上に表示されるアプリアイコンが直近で使用したアプリです。
こんな感じで Android Wear 2.0 ではアプリドロワーもかなり使いやすくなっています。ウォッチフェイスにアプリのショートカット配置したりハードウェアボタンにアプリを割り当てるのもいいですが、やはり全ての共通しているアプリドロワーを便利に利用できることは正義だと、私は思います。