BlackBerry はバルセロナ現地時間 2 月 25 日、QWERTY キーボード搭載の最新スマートフォン「BlackBerry KEYone」を正式発表しました。
「BlackBerry KEYone」の詳細はこれまでさんざん流出してきた情報の通りで、特にサプライズはありませんでした。また「BlackBerry KEYone」の製品の発表は披露も行われていません。「BlackBerry KEYone」が発表されたのみです。
「BlackBerry KEYone」は「DTEK50 / 60」と同じく TCL が製造するスマートフォンですが、「DTEK50 / 60」は Alcatel ブランドのスマートフォンがベースとなっている一方、「BlackBerry KEYone」は完全オリジナルのスマートフォンとなります。ただし「DTEK50 / 60」で搭載された “便利キー” や BlackBerry ならではのセキュア機能などはそのまま継承しています。セキュリティパッチもこれまでの BlackBerry 製 Android スマートフォンと同じく基本的には月ごとに配信されます。
「BlackBerry KEYone」の特徴は「PRIV」のようなスライド式ではない QWERTY キーボードを搭載する点で、キーボードにはタッチセンサーが搭載されスワイプによるスクロール操作などに対応します。また各キーボードには単押し、長押しによるアプリショートカットを割り当てることも可能。これらの機能は「PRIV」と同じです。(「PRIV」と同じく日本語入力にも対応していると予想されます)
このほか USB 3.1 となる USB Type-C コネクタや指紋センサー(スペースキー)を搭載しています。これまで伝えられてきた通りの Snapdragon 625 プロセッサと 3GB RAM というミドル ~ ハイスペックで、QuickCharge 3.0 対応です。ディスプレイは 4.5 インチ(1,620 × 1,080)という珍しいサイズとなっています。
デザインについても特にこれまでと変更はないので語るほどではありませんが、メタルフレームに左右がカーブしたディスプレイとそのままの流れで縁がカーブしているキーボードを搭載し、全体的に丸みを帯びた形状です。背面はパンチングパターンに BlackBerry ロゴがあしらわれた高級感のあるデザインとなっています。
主要スペック
OS | Android 7.1 |
サイズ | 149.3 × 72.5 × 9.4 mm |
重量 | 180g |
ディスプレイ | 4.5 インチ(1,620 × 1,280)、IPS、Gorilla Glass 4、アスペクト比 3:2 |
プロセッサ | Snapdragon 625Octa-core 2.0GHz |
RAM | 3GB |
内部ストレージ | 32GB、microSD スロット搭載 |
リアカメラ | 1,200 万画素、F/2.0、Sony IMX378、1.55µm |
ロントカメラ | 800 万画素、F/2.2、1.125µm、84° ワイドレンズ |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.2 |
バッテリー | 3,505mAh、QuickCarge3.0 |
その他 | USB Type-C(3.1)、指紋センサー(スペースボタン)、NFC、便利キー |
モバイルネットワーク |
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価格と発売時期
そして気になる発売時期と価格ですが、発売次期は 4 月で価格は $549 と発表されました。「DTEK 50 / 60」の価格や主要スペックを考慮すると、正直高めな価格設定です。しかも発売時期が 4 月となるため、CES 2017 から待ち続けたユーザーにとっては少しガッカリな発表となったかと思います。
BlackBerry は「BlackBerry KEYone」の詳しい発売時期などを改めて発表するとしています。公式 HP ではメール登録フォームも用意されているので、いち早く公式情報を入手されたい方はメールの登録を行っておくと良いでしょう。
ちなみに噂では「BlackBerry KEYone」にデュアル SIM モデルも存在すると伝えられていましたが、今のところそういった公式情報は発表されていません。
Source:BlackBerry
ついに発表されましたね。
価格はもう少し抑えてくることを期待していただけに残念です。
買いますけどねw
発売時期が 4 月でこの価格、あまり売れない気もしますね~
TCL だから期待したんですが、DTEK 50 / 60 は単なる流用機種だったから安かっただけみたいですね