日本直送に対応している香港の隠れ家的なガジェットショップ Uniqbe.com が、1 月中旬に HTC から発表されたセカンドディスプレイ搭載の新コンセプトスマートフォン「HTC U Ultra」の取り扱いを開始しました。今のところラインアップされているカラーバリエーションは “ブラック” “ホワイト” “ピンク” の 3 色で、全て 64GB モデルです。“ブルー” はありませんが 1ShopMobile にはまだない “ピンク” があります。
「HTC U Ultra」は台湾で先行発売されたのちに香港でも発売されています。Uniqbe.com が取り扱うのは恐らく香港モデルです。しかしモバイルネットワークの対応周波数も含めて基本的なスペックは変わりません。
本体価格と輸入総額
Uniqbe.com での本体価格は $703 と、1ShopMobile の $645 と比べると高めな設定です。この価格で直輸入する場合の総額は約 93,000 円となります。
- 本体価格:703
- 送料:$20
- 支払い手数料(PayPal):$44.83
- 総額:$767.83(約 86,000 円)
- 国内到着時の消費税を考慮した輸入概算総額:約 93,000 円
1ShopMobile の価格を知ってしまっているとこの価格で手を出そうとは思わないかもしれないですね。
リセラーアカウントの場合
ただしリセラーアカウントを持っている場合は本体価格が $625 に下がります。その場合の輸入総額は以下の通り。
- 本体価格:703
- 送料:$20
- 支払い手数料(PayPal):$39.99
- 総額:$684.99(約 76,800 円)
- 国内到着時の消費税を考慮した輸入概算総額:約 83,000 円
ノーマルアカウントよりも 10,000 円やすくなります。リセラーアカウントの取得方法は Uniqbe.com のホームページを確認してください。
ただこのショップ、SSL 化してないから Chrome とかからアクセスすると思いっきり警告が表示されるんですよね。さっさと対策すればいいのに。
HTC U Ultra
「HTC U Ultra」は 5.7 インチの WQHD ディスプレイ、Snapdragon 821 プロセッサ、4GB RAM を搭載するハイスペックスマートフォンです。ボディの作りもこれまでとは異なり、シームレスなメタルユニボディと上下シンメトリーデザインを採用し、更に背面をウルトラ 3D アクアデザインという同メーカー初の鏡面仕上げデザインを採用しています。
また「LG V20」と同じようなセカンドディスプレイも搭載。通知や連絡先、アプリのショートカットなどを表示できるようになっていて、カスタマイズももちろん可能。オーディオ機能にもこだわっていて、付属の有線ヘッドセットによる「HTC USonic サウンド」では USB Type-C コネクタ経由での 3D サウンドによるハイレゾ音源再生に対応し、Blueooth ヘッドセットでは「HTC Boomsound Hi-Fi 版」によるノイズキャンセリングと高音質な音源再生に対応します。4 つのマイクによる 3D サウンド録音にも対応し、立体的な音を再現することが可能です。
カメラ機能では 1,600 万画素のフロントカメラを搭載し、26.5mm レンズによる 77.9 度ワイドアングル撮影だけでなく、通常の 4 倍の感度に向上して撮影できる「HTC UltraPixel モード」も利用できるようになっています。
このほか HTC スマートフォンでは初となる AI 機能「HTC Sense Companion」を新搭載している点も特徴です。「HTC Sense Companion」はボイスコントロールによる操作や、天気やニュース、スケジュールなどを、「Google Assistant」のような音声で知らせてくれる機能です。
Uniqbe.com:HTC U Ultra