Android Wear 2.0 で、また新たな機能を発見しました。
Android Wear 2.0 では(何度も繰り返しお伝えしていますが)Google Play に対応し、アプリを直接 Android Wear 2.0 機種にインストールしてスタンドアロンアプリとして起動させることができます。そしてこの Android Wear 2.0 での Google Play からのアプリインストールですが、Android で行うことができるデスクトップ版 Google Play からの遠隔インストールと同じができることがわかりました。
Android では以前よりデスクトップ版 Google Play から遠隔でアプリをインストールすることができるようになっています。これは Android とデスクトップ版 Google Play とで同じ Google アカウントによるログインを行っている場合に利用できる機能です。
そして Android Wear 2.0 でも Android と同じように、デスクトップ版 Google Play から Android Wear 2.0 機種を指定してアプリを遠隔インストールすることができました。実際の方法も Android と同じで “端末をお選びください” で出てくる Android Wear 2.0 機種を選択してインストールボタンをクリックするだけです。もちろんアプリが Android Wear 2.0 に対応していないと Android Wear 2.0 機種を選択することはできません。
iPhone(iOS)とペアリングしていても利用可能
今回発見したデスクトップ版 Google Play からの Android Wear 2.0 機種へのアプリ遠隔インストールで面白いのは、Android Wear 2.0 を iPhone(iOS)とペアリングしていても利用できる点です。この辺に制限などは掛かっていませんでした。
しかも
しかも、iPhone とペアリングしている状態では通常 Android Wear 2.0 機種側の Google Play には出てこないアプリも、デスクトップ版 Google Play からインストールすることができました。
上の記事で iPhone と Android Wear 2.0 を搭載している「LG Watch Sport」をペアリングしている状態では、Android とペアリングしている時にはインストールできた「Spotify」や「Strava」アプリがインストールできなかった(Google Play に出て来なかった)ことをお伝えさせていただいたのですが、デスクトップ版 Google Play で「Spotify」「Strava」アプリを表示して、そこから Android Wear 2.0 機種に遠隔インストールさせることに成功しました。
そして「Strava」については iPhone にアプリをインストールしていなくてもブラウザから「Strava」アカウントにログインしてその情報を Android Wear 2.0 にインストールした「Strava」アプリに渡すことでフィットネスアクティビティを利用できるようになりました。
しかし「Spotify」の場合は iPhone に「Spotify」アプリをインストールしていても、Android Wear 2.0 機種にインストールした「Spotify」アプリをコントローラーとして利用することはできませんでした。iOS 版「Spotify」アプリと Android Wear 2.0 版「Spotify」アプリは互換性がなく、インストールするだけ無駄だった模様です。
このように Android Wear 2.0 ではまだまだ解明しきれていない機能がいろいろとあるっぽいです。いろんな新しい発見があって楽しんですね。また新たな機能を見つけたらご報告させていただきます。