すいません。前回「T ステーション」をレビュー第 1 弾としてご紹介させていただいてから大分空いてしまいました。その間「T ステーション」は完全放置状態で起動すらしていませんでした。。。
ということで本日はようやく起動して初期設定も行った「T ステーション」のレビューをお送りさせていただきます。
「T ステーション」とは?
そもそも「T ステーション」は CCC グループが今のところ沖縄の南部 ~ 中部で提供している地域情報サービス「T-Station」に対応したタブレットです。「T-Station」は Yahoo!Japan の会員であれば無料で利用することができるのですが、更に「T ステーション」は Yahoo!Japan ID を持っている「T カード」会員であれば、ソフトバンクショップにいきなり訪問して無料で反永久的にレンタルすることができます。
つまり「T ステーション」は特に基本料金なども掛からずに自宅に設置できる情報端末ということです。運営費は企業の広告費で賄なっているそう。
無料ということもあり「T ステーション」の主要スペックはかなり低め。バッテリーは搭載していないので、完全な据え置きタイプの情報端末となります。
主要スペック
ディスプレイ | 7 インチ(1,024 × 600)WSVGA、タッチパネル |
プロセッサ | RockchipRK3126 Quad-core 1.3GHz |
RAM | 1GB |
内部ストレージ | 4GB |
Wi-Fi | 802.11b / g / n |
前回のレビューでは「T ステーション」のチラシと実際の受け取りまでをご紹介させていただきました。
起動と初期設定
「T ステーション」の電源を入れて起動するといきなりこの画面。中身は Android ですね。この次の画面では Wi-Fi の設定を行いました。
初期設定は Yahoo!Japan ID を登録して「T ステーション」を利用するアカウントの名前やアイコンなどを設定するだけと簡単です。一般的な Android のようにいろいろな設定を行う必要は一切ありません。また Google アカウントの登録画面もないので Googe のクラウド同期のような機能もなし。
初期設定はたったこれだけで完了です。そしてホーム画面はこんな感じ。
この画像の部分が定期的にスライドしていってお得な情報やニュースなどが流れます。気になった内容のものはタッチすることで詳細ページを表示することも可能。左側の各項目からいろいろな情報を取得することももちろん可能です。
たまに動画の紹介などもされているので動画も見ることができますが、YouTube などの動画を検索して見たりすることはできません。そもそもアプリドロワーなどもないですからね。完全に「T-Station」専用端末です。
ちなみに Yahoo!Japan ID とアカウントアイコンの設定、Wi-Fi 設定以外に変更できる主な設定は画面の明るさとボリューム、そしてスリープにする時間の設定のみです。タブレットとは名ばかりな感じ。
実際に操作してみた感じは以下の動画通りです。
気になるチラシなどは “クリップ” で保存したり、設定しているメールアドレスに送ることも可能。沖縄の渋滞情報なども確認することはできるものの、「T ステーション」自体に位置取得機能がないので気になる地域の交通情報を見るためには手動で地図表示を動かす必要があります。
感想
「T ステーション」、本当これだけといった感じ。想像通りの情報端末でした。特にサプライズ的な要素は一切なし。
ただ逆にいえばたったこれだからこそ低スペックで無料配布ができるわけですね。できることが少ない分、特にレスポンスを気にする必要もないし、例えば動きがカクカクしてイライラするなんてこともありませんでした。
中身は Android なので、システム内部に入りさえすれば素の Android の部分を呼び出すことはできるかもしれませんが、「T ステーション」はあくまでもレンタル端末なのでそれをしてしまうと最悪買取とかさせられてしまう恐れがあります。レンタルは無料だけど買取は激高なんてこともあるかもしれませんね。「T ステーション」の規約ページには禁止事項は載っているものの、有償時の価格などは記載されていません。だからこそ危険。
ちなみに「T-Station」は2016 年 8 月よりサービスを開始し限定 2 万世帯を対象に「T ステーション」の配布が開始されています。しかし 2017 年 3 月中旬時点でもまだ配っている気配。貰い手があんまりないんでしょうね。しかもサービス対象エリアを拡大していって配布エリアも拡大してますし。
また 2017 年 1 月末にはスマートフォン用の「T-Station」アプリもリリースされています。つまり「T ステーション」なんていらないわけです。
[appbox googleplay jp.ccclc.tstation.smp.t_station]
[appbox appstore id1160583291?mt=8]
まぁでも、単なる情報を発信するだけのサービスだからこそ「T ステーション」で勝手に垂れ流させておけばいいという考えもあるでしょう。そもそも「T-Station」サービス自体も「T ステーション」もユーザーは一切お金が発生しないので、そういう意味では良いサービスです。
もし沖縄の対象地域に住んでいらっしゃる方で、Yahoo!Japan を持っていて「T カード」会員との紐づけを行っている方は是非「T ステーション」をもらってみてください。県内のスーパー「かねひで」でもチラシの配布などが行われていたので、結構身近なところに情報はあるかと思います。
初めまして^ – ^
Tステーションの利用者の声が知りたくて検索し、こちらに辿り着きました。
最近、タブレットで使用してたインスタのアプリがウイルスにやられてから、タブレットが壊れてしまいましたTT購入してまだ一年にもならないのに。
YouTubeとかアベマとか料理アプリとか観るのに便利だったので、あースマホ疲れるーと思ってて、ちょうどTステーションのこと目にしたので、いかがなものか?と思ったのですが、アプリ利用とかはできない、Tステーションのみのタブレットなのですねー。なら当方にはムダなだけなので申し込みはやめようかと思いました笑 使用した感想をありがとうございました。