世界各国で予約が開始されている Samsung の新型ハイスペックタブレット「Galaxy Tab S3」ですが、米国の Amazon.com でも予約が開始されました。3 月 24 日発売予定で日本直送に対応しています。
「Galaxy Tab S3」は MWC 2017 で発表された Snapdragon 820 プロセッサ搭載のハイスペック「Galaxy Tab S シリーズ」次世代タブレットです。Wi-Fi モデルの「SM-T820」と LTE 対応モデルの「SM-T825」がありますが、米国では Wi-Fi モデルの「SM-T820」が展開されます。
Amazon.com での「Galaxy Tab S3」の本体価格は公式($599.99)とほぼ同じ $597.99 です。カラーバリエーションも共通で “Black” と “Silver” の 2 色展開となります。Amazon.com ではキーボードケースも発売されるようですが現在はまだラインアップされていません。
このほか現地の Samsung 公式や B&H ではバンドルされる 64GB の microSDHC(Class 10)は、Amazon.com では別出品となる模様です。残念ながらそちらは日本直送非対応です。日本直送非対応表記ですが欧州 Amazon のごとく日本直送に対応していました。本体価格は公式と同じく $599.99 です。
※商品ページにキーボードケースも掲載されていますが、キーボードケースは別売りです
ちなみに LTE 対応モデルの「SM-T825」はドイツで展開される予定で現地の Amazon.de で予約受付中です。こちらも 3 月 24 日発売予定で日本直送に対応しています。
輸入総額
Amazon.com から「Galaxy Tab S3」を輸入する場合の総額は以下の通りで 84,000 円前後となりますが、Amazon.com での設定がおかしいのかかなり割高となっています。
- Global Standard(9 ~ 14 営業日で到着):$707.96(約 82,900 円)
- Global Expedited(6 ~ 10 営業日で到着):$716.13(約 83,850 円)
- Global Priority(2 ~ 4 営業日で到着):$723.12(約 84,700 円)
この価格は先日お伝えさせていただいた B&H からの輸入概算総額(約 78,300 円)よりも 6,000 円前後も割高。
[blogcard url=”″https://jetstream.buzz/archives/51336]
なぜ割高となっているかというと申告納税などが含まれる “Import Fees Deposit” が(なぜか)異様に高いからです。
Amazon.com から「Galaxy Tab S3」を輸入する場合の本体価格と送料を含めた総額から申告納税分を考慮すると、通常は “Import Fees Deposit” が 5,000 ~ 7,000 円程度になるはず。実際に課せられる国内到着時の消費税と申告納税分で差がある場合の超過分は後日返金されるものの、消費税額は商品が届いてみないとわからないことなので今回はちょっと手を出しにくいですね。様子を見た方がいいかも。
「Galaxy Tab S3 について
「Galaxy Tab S3」は Samsung のハイスペックタブレット Galaxy Tab S シリーズの最新モデルです。9.7 インチ(2,048 × 1,536)QXGA 解像度の Super AMOLED ディスプレイ、Snapdragon 820 プロセッサ、4GB RAM という現行のタブレットではかなりのハイスペックで、OS は Android 7.0 搭載です。
また専用のデジタイザ「S Pen(ペン先 0.7mm、筆圧 4,096 段階)」による操作に対応している点もこのモデルの特徴となっています。このほか(2016 年にパートナー契約を結んだ)HARMAN インターナショナルのブランドの一つ、AKG のオーディオ技術が採用された 4 つのスピーカーも搭載しています。ちなみに前作までは 2 サイズ展開となっていたのですが、最新の「Galaxy Tab S3」では 9.7 インチモデルの 1 サイズ展開となっています。
主要スペック
OS | Android 7.0 Nougat |
サイズ | 237.3 × 169.0 × 6.0 mm |
重量 |
|
ディスプレイ | 9.7 インチ(2,048 × 1,536)QXGA、Super AMOLED |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-core 2.15GHz
|
RAM | 4GB |
内部ストレージ | 32GB、microSD スロット搭載 |
リアカメラ | 1,300 万画素、F/1.9 |
フロントカメラ | 500 万画素、F/2.2 |
Wi-Fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | 4.1 |
バッテリー | 6,000mAh |
その他 | USB Type-C(3.1)、4 スピーカー(AKG チューニング) |
カラーバリエーション | Black、Silver |
モバイルネットワーク(SM-T825 のみ) |
|
EU 圏で発売されるモデルということもあり、モバイルネットワークの対応周波数は平凡です。
Amazon.com:Samsung Galaxy Tab S3 9.7-Inch, 32GB Tablet w/ S Pen
こんにちは。いつも記事を楽しみにしています。
アメリカのAmazonですが、カードは別売りではなく実質的には無料でついてくるセットに近いのではないでしょうか?その証拠に本体だけでは597ドルでカード込みだと599ドル。599ドルはB&Hと値段が変わりませんので…
あーほんとだ、バンドルセットは “This item does not ship to Japan” だけど実際は日本宛の住所で購入できますね。教えていただきありがとうございます。(本文は訂正しました)
ちなみに microSDHC カードが別売りと説明したわけではなく、microSDHC のバンドルセットが別出品と記載しています。別売りとは記載していません。
また “Import Fees Deposit” の超過分が戻ってくるかどうかがわからないというわことではなく、実際の消費税額がいくらになるかわからないということです。消費税額が “Import Fees Deposit” と同等ならば結局は戻って来るものはないですからね。
消費税額が今回の “Import Fees Deposit” と同等という可能性は低いとは個人的に思いますが、真意が不明なことを憶測で断定するわけにはいかないのでそのように記載しています。
最後に、輸入時の消費税額が国内に到着してみないと実額がわからないということは情報ソース云々というよりも、輸出入では世界一般的なことかと思いますよ。
連投すみません。
あとカードは日本直送にも対応しているようです。
何度もすみません。
Import Fees Depositの設定はおかしいものの取りすぎの分は確実に戻ってくるのではないでしょうか…。
商品が届かないと分からないというソースはありますか?
コメントありがとうございます!
確かに別出品で別の場所からの配送でした。
(価格は総額599ドルになるため、実際には
B&Hと同じサービスのようです)
また、Import Fees DepositはAmazonに
問い合わせたところいつも通り今回も差額は
返金するとの事でしたが、
消費税がどうなるかは、また自分の体験でここに
レポートさせていただきます。
今後ともよろしくお願いします。