台湾で「HTC U Ultra」サファイアガラスモデル予約開始

台湾において 1 月に発表された HTC の新型スマートフォン「HTC U Ultra」の上位モデルとなる 128GB 内部ストレージとフロントパネルにサファイアガラスを採用した「藍寶石版」の予約が HTC 公式サイトで開始されました。

「HTC U Ultra」は元々 64GB 内部ストレージ搭載でフロントパネルに GorillaGlass 5 を採用したノーマルモデルと、今回予約が開始された「藍寶石版」が発表されていました。ノーマルモデルは台湾で 1 月に先行して発売され、その後香港、英国、米国などの世界各国で販売されています。「藍寶石版」は当初 2 月中の予約開始と発表されていましたが、結局 3 月 20 日からの予約開始で 28 日発売となりました。

「HTC U Ultra（藍寶石版）」の現地における本体価格は 28,900TWD（約 106,500 円）とかなりの高単価です。その分スペックも材質も高めではあります。またカラーバリエーションは “ブラック” “ホワイト” “ブルー” “ピンク” の 4 色展開です。

「HTC U Ultra（藍寶石版）」は今のところ台湾でのみしか展開されない模様です。ちなみに「HTC U Ultra」が展開されている台湾と香港はデュアル SIM モデル、英国と米国はシングル SIM モデルという違いがあり、英国と米国で展開されているシングル SIM モデルには 128GB の「藍寶石版」は用意されていないのでその地域ではそのモデルの展開は恐らくないと言えます。

香港では一応公式サイトの 128GB ストレージの記載があるのでもしかしたらそのうち展開されるのかもしれません。もし香港でも展開されるとなると台湾価格よりも安価にはなるかと思います。どちらにしろそのうち香港のショップが「HTC U Ultra（藍寶石版）」の取り扱いを開始すると予想されます。

「HTC U Ultra」について

「HTC U Ultra」は 5.7 インチの WQHD ディスプレイ、Snapdragon 821 プロセッサ、4GB RAM を搭載するハイスペックスマートフォンです。ボディの作りもこれまでとは異なり、シームレスなメタルユニボディと上下シンメトリーデザインを採用し、更に背面をウルトラ 3D アクアデザインという同メーカー初の鏡面仕上げデザインを採用しています。

また「LG V20」と同じようなセカンドディスプレイも搭載。通知や連絡先、アプリのショートカットなどを表示できるようになっていて、カスタマイズももちろん可能。オーディオ機能にもこだわっていて、付属の有線ヘッドセットによる「HTC USonic サウンド」では USB Type-C コネクタ経由での 3D サウンドによるハイレゾ音源再生に対応し、Blueooth ヘッドセットでは「HTC Boomsound Hi-Fi 版」によるノイズキャンセリングと高音質な音源再生に対応します。4 つのマイクによる 3D サウンド録音にも対応し、立体的な音を再現することが可能です。

カメラ機能では 1,600 万画素のフロントカメラを搭載し、26.5mm レンズによる 77.9 度ワイドアングル撮影だけでなく、通常の 4 倍の感度に向上して撮影できる「HTC UltraPixel モード」も利用できるようになっています。

このほか HTC スマートフォンでは初となる AI 機能「HTC Sense Companion」を新搭載している点も特徴です。「HTC Sense Companion」はボイスコントロールによる操作や、天気やニュース、スケジュールなどを、「Google Assistant」のような音声で知らせてくれる機能です。

主要スペック

台湾 HTC：HTC U Ultra 藍寶石版