Google のビデオ通話アプリ「Google Duo」に v9.0 アップデートが配信され、音声のみの通話に対応しました。今回はその設定方法と注意点をご紹介させていただきます。
「Google Duo」の v9.0 アップデートは Android と iOS 版アプリのどちらにも配信されていますが、私が確認した段階ではまだ iOS 版アプリにしかアップデートは配信されていませんでした。Android 版「Google Duo」もそのうちアップデートが配信されるでしょう。
v9.0 にアップデートすると通話の切り替えスイッチが表示される
v9.0 のアップデートした iOS 版「Google Duo」ではアプリを起動すると画面上部に “ビデオ” ⇄ “音声” のスイッチが表示され、これを切り替えることでビデオ通話と音声通話を切り替えることができるようになっています。
“音声” に切り替えるとフロントカメラが停止し、電話アイコンが画面に表示されます。この状態で「Google Duo」の音声通話を行うことが可能です。
相手も v9.0 以降にアップデートしていないと利用できない
ただし「Google Duo」の音声通話は相手側も v9.0 にアップデートされていないと利用できません。音声通話を行おうとしている相手のアプリバージョンがが v9.0 未満の場合は以下のようなアラートが表示されます。そしてこの状態の相手には音声通話を行うことはできません。
VoIP なのでパケット消費にご注意を
「Google Duo」は電話番号を元にビデオ通話や音声通話を行うことができるアプリです。そのため音声通話の場合にデータ通信を利用しない音声回線による通話と思いがちですが、実際は LINE の音声通話や Facebook メッセンジャーの音声通話、Skype の音声通話と同じようにインターネット回線を利用する VoIP 通話となるので、通話にはデータ通信を利用することとなります。
そもためモバイルネットワークを利用する場合などはパケットを消費することとなるので、容量の少ないプランを契約している場合はパケットの消費に十分注意するようにしてください。
今後のカウントフリーに期待
FREETEL SIM や LINE モバイルでは SNS アプリやメッセンジャーアプリの通信料をカウントしないカウントフリーサービスを提供しています。「Google Duo」もカウントフリーに加われば結構普及するかもしれないですね。そうなればパケットの消費も気にせずにガンガン音声通話を行うことができるようになります。
でも今のところ Google サービスに関してカウントフリーになるような MVNO とかってないですよね。難しいのでしょうか。