少し愚痴っぽい内容になってしまいますがご容赦ください。
3 月 22 日よりついに開始された SoftBank 系 MVNO の日本通信「b-mobile S」と U-NEXT「U-mobile S」ですが、実はそれ以前の 1 月初旬からジャパンモバイルが MVNO サービス「J-mobile」で SoftBank の LTE 回線を利用した MVNO プラン「ギガザウルス 20G TypeS」を提供開始したこと当ブログでもご紹介させていただきました。
そして「b-mobile S」と「U-mobile S」については SoftBank グループの Wireless City Planning 社が保有する AXGP(LTE Band 41)には対応していないという件も先日ご紹介させていただきました。
そこで気になったのが「ギガザウルス 20G TypeS」の AXGP 対応状況です。もし「J-mobile」が AXGP に対応しているならばワンチャンもあり得ると思い、早速ジャパンモバイルに 3 月 29 日に電話で問い合わせしました。
その返答は…
そして返ってきた内容は『今すぐわからないので調べてから折り返す』でした。把握していなかった模様です。また「b-mobile S」と「U-mobile S」が AXGP に対応していない件も J-mobile は把握していませんでした。この辺はある意味仕方ないかもしれないとは思うものの、提供している側がこれを把握していないというのは若干問題もあるかと。
しかしそれよりも酷いのが、3 月 31 日現在もジャパンモバイルから折り返しの連絡が来ていないのと、あまりにも折り返しがないのでこちらから改めて電話をして当初の担当に代わってもらって状況を聞いたところ、『まだ回線の卸先から返答が来ないからわかりません。ちなみにこの回線(AXGP)をどういった用途で利用するおつもりですか?対応していない場合は何不具合がありますか?』という返答だったことです。
一瞬 “ん?” と思いましたが AXGP 対応の可否がどのくらい重要であるかを理解していない感じ。例えば AXGP に対応していないのであればそれは SoftBank 側の事情なので承諾できるものの、対応状況を把握していないだけでなく重要視すらしていないのは、その回線を提供する側にとってかなりの問題かと思います。
あまりにもジャパンモバイルの担当が “わかっていない” 感じだったので「対応しているかどうかで通信できるかできないかが変わる場合もあってかなり重要な事項なので、それくらいは把握しておいた方がいいですよ」と大人げなく返してしまいました。
チャンスでもあるのに
もし「J-mobile」が AXGP に対応していたら「b-mobile S」と「U-mobile S」が AXGP 非対応ということで断念したユーザーが流れてくる可能性もあるので、把握していないのであれば早急に調べて公表するのが通常かとは思うのですが、ジャパンモバイルはそういった姿勢は持っていない模様でした。
関係ない第三者が口出しをすることでもありませんし私もまだ契約もしていないので通信関連で不具合があるわけでもありませんが、検討している方へこのジャパンモバイルの姿勢について伝えるべきかと思い記させていただきました。ある意味ビジネスチャンスかと思うんですけどね。
ソフトバンクと関わりのある会社の対応は何処も体験されたようなものかと思います。
MVNO向けのAXGP対応か否かは中の人でも恐らくは分かってないんだと思いますよ。
YahooBBに始まりいい加減極まりないです。
良く言えば体育会系のノリでイケイケなところは良いかも知れませんね。
ソフトバンクが通信業界に風穴を開けた事で業界も大きく変化した部分もあるとは思いますが…
関わってきた者としては細かい事は気にするな、という事でしたね(笑)
AXGP への対応可否が “細かいこと” なのかどうかですよね、企業にとって。
例えば LTE Band 1 の対応可否が同じ扱いだったら大問題ですしね。