RICOH は 4 月 21 日、同社の人気 VR カメラシリーズ「THETA」の次世代機を 2017 年中に発売予定であることを明らかにしました。プレス画像も公開されています。
新しい「THETA」のデザインはこれまでと同じくスティック型で、名称はまだ不明です。機能としては昨今 VR カメラでトレンドとなっている 4K 動画の撮影とさらに 360° のライブストリーミング配信にも対応するとしています。このほか 4 チャンネルマイクも搭載し、立体的な空間音声記録も可能となる模様です。
このほか詳細は不明ですがシリーズ初となる Android OS を本体に搭載する予定で、様々な機能拡張を行えるようになるとしています。もしかしたら単体でのライブストリーミング配信などに対応するのかもしれません。
新しい「THETA」は 4 月 22 日から米国で行われる世界最大の放送機器展「NAB SHOW 2017」で初披露されます。
「THETA」シリーズは毎年新モデルが出ているのですが、2016 年の「THETA SC」は 2015 年モデルの「THETA S」の機能を絞ったマイナーチェンジモデルで若干がっかりさせられました。
そのため今年発売予定の新型「THETA」は「THETA S」の実質的に正当な後継モデルという位置づけとなるでしょう。
Source:日経プレス、NAB SHOW 2017