BlackBerry が 2015 年 10 月に発売した同社の Android スマートフォン第 1 弾「BlackBerry Priv」が公式のオンラインショップから削除され、その販売が終了しました。
「BlackBerry Priv」は皆様ご存知の通り、BlackBerry の象徴ともいえる物理キーボードを搭載する、スライド型の Android スマートフォンです。2015 年に行われた MWC 2015 で初披露され、そして同年秋に米国で発売が開始されました。また日本でも LTE Band 19 に対応したローカライズモデルが 2016 年 3 月より発売され話題となりました。
その「BlackBerry Priv」の販売がついに終了となったわけですが、まだ最新機種となる「BlackBerry KEYone」が公式オンラインショップで発売されていないので、現在は「DTEK50 / 60」のみがラインアップされている状態です。かなり寂しい感じになってしまっています。また「BlackBerry Priv」の販売が終了したことで、BlackBerry の自社デザインスマートフォンの販売も完全に終了しました。
ちなみに米国サイトでは 4 月上旬に販売が終了し欧州サイトではひっそりと販売が行われていた BlackBerry OS 10 搭載のハイスペックモデル「BlackBerry Passport」も欧州サイトから消えたため、BlackBerry 公式公式ショッピングサイトでは共通して「DTEK50 / 60」のみのラインアップとなっています。
「BlackBerry KEYone」発売されていれば少しは寂しさを紛らわすこともできるのですが、現状ではかなりの殺風景具合です。一刻も早く「BlackBerry KEYone」を発売してほしいところですが少なくとも 5 月中旬の予約開始まではこの状態が続くと思われます。