Google は 5 月 31 日、2015 年 2 月に海外で提供を開始した子供向け動画アプリ「YouTube Kids」を、日本でも提供開始しました。
アプリサービス
「YouTube Kids」は Android と iOS 用のアプリとしてサービスが展開されています。デスクトップサービスの展開はありません。
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[appbox appstore id936971630]
子供に最適化された UI
「YouTube Kids」は未就学のお子様から 10 歳前後までを対象とした動画アプリです。アイコンが大きくなっていたり動画のカテゴリが「アニメ・ドラマ」「おんがく」「まなぶ」「はっけん」と、ひらがな / カタカナ表記になっていたりと子供向けに最適化されていることが特徴。
また基本的な表示は横型表示となります。
UI のみの最適化だけでなく、回覧できる動画も子供には不適切なものは排除された状態となります。このほか「YouTube Kids」を利用する子供の年齢に合わせてオススメも表示されるようになっています。
Chromcast へのキャストやテキスト / 音声検索機能は通常の「YouTube」と同様に利用することが可能です。
タイマー / ブロック / フィルタリング
このほかに、保護者向けの機能としてアプリの利用時間を制限できる “タイマー” 機能も搭載。
「YouTube Kids」で回覧できる動画コンテンツは「YouTube」で配信されている動画コンテンツからフィルタリングされたものとなるため、必ずしも不適切な動画コンテンツが完全に排除されている状態とは限りませんが、そのような動画が表示された場合は YouTube 運営に報告を行うことができるほか、即座にブロックすることも可能です。
このほか設定ページはランダムで生成されるパスコードを入力して表示する仕様となっていて、またパスコードをオリジナルのものに設定することも可能です。これによりお子様に勝手に設定を変更される心配もありません。
お子様の動画の見過ぎで困っている親御さんは「YouTube Kids」を導入してみたらいかがでしょうか。その際は別途フィルタリングアプリを導入して「YouTube」アプリを隠しておくことをお忘れなく。
利用開始にはアクティベーションが必須
ちなみに「YouTube Kids」を利用するためには Google アカウントでのログインと、保護者による同意が必須です。
アプリの初回起動時にGoogle アカウントのログインすると同意内容を記したメールが送信され、そこに記載されているアクティベーションコードを「YouTube Kids」アプリに入力することで「YouTube Kids」を利用できるようになります。
Source:YouTube