BIGLOBE が同社の MVNO サービス「BIGLOBE SIM」で昨年末から提供を開始した「エンタメフリー・オプション」について、気になっている点が 2 点あったので問い合わせて聞いてみました。
「エンタメフリー・オプション」
そもそもの「BIGLOBE SIM」で提供されている「エンタメフリー・オプション」は、YouTube、AbemaTV などの特定の動画・音楽ストリーミングサービスにおいて、データ通信料がカウントされない月定額のカウントフリーオプションサービスです。
現在は YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、ラジコの 7 サービスがサポートされていて、基本的にこれらのサービスを利用する際にカウントフリーが適用されます。
「エンタメフリー・オプション」の月額オプション料金は、データ通信 SIM か音声通話 SIM かによって異なります。
※税抜き
- 音声通話 SIM
- 480 円
- データ通信 SIM
- 980 円
このほか「エンタメフリー・オプション」はデータ通信 3GB の「3 ギガプラン」以降から利用可能。
YouTube ライブの配信もカウントフリー?
今回気になっていた 2 つの点の 1 つは、「YouTube ライブ」のライブ配信もカウントフリーになるのかということです。
得られた回答は、『カウントフリーとなる可能性は高いものの、未検証なので詳しい回答ができない』とのことでした。この件に関しては検証後に後日連絡がもらえることになっています。
ちなみに「エンタメフリー・オプション」のホームページでは『動画、音楽等のコンテンツのアップロードはエンタメフリー機能の対象外となる場合があります』と記載されているので、「YouTube ライブ」がカウントフリーとはならない可能性も秘めています。
結論が気になるところです。
実際の通信料が膨大になった場合の規制は?
そして 2 つ目は、仮に「YouTube ライブ」がカウントフリーとなった場合でも、実際の通信料が膨大になったら通信規制が掛かるのか、ということです。
これについては明確な回答をいただくことができました。
その回答は『BIGLOBE 側で特に規制をかけることはない』とのこと。つまり「エンタメフリー・オプション」では完全にデータ通信料を気にすることなくサポートされているサービスを利用することができるわけです。
動画を見まくったり、音楽を流し続けても規制されることはありません。
ただし、回線が混雑する時間帯に膨大なデータ通信を行った場合は基地局側で一時的な規制が掛かる可能性はある、とのことでした。これについては明確なラインが引かれているわけではないので、あくまでも可能性としか伝えられないとのこと。
恐らくこれまでこういった事例はないのでしょう。
最後に
今回私が「BIGLOBE SIM」の「エンタメフリー・オプション」について気になっていた点を聞いた理由は、単に興味本位ということもないわけではないですが、沖縄発信のとある事業を立ち上げてみようかな、と思いついたからです。
それにはデータ通信料がネックとなるため、もし「YouTube ライブ」がカウントフリーとなり、更に規制対象にもならないのであればワンチャンあるな、と考えていました。
結果的には後日の連絡待ちとはなっていますが、期待は持てます。BIGLOBE から回答があり次第、改めてご報告させていただきますね。