5 月末時点で「DTEK50」のみの販売となっていた BlackBerry の公式ショッピングサイト「Shop BlackBerry」が、ついに閉鎖となりました。現在は BlackBerry スマートフォン総合ページにリダイレクトされる仕様となっています。
「Shop BlackBerry」は「BlackBerry Passport」などの や「BlackBerry Classic」「Priv」などの販売が行われ、発売当時はかなりの盛り上がりをみせるなど、BlackBerry フリークには思い出深いショップサイトだったのですが、そのサイトがついになくなってしまいました。
しかし今年に入って BlackBerry OS 10 スマートフォンや「DTEK60」など順に販売を終了してきました。今年一発目のスマートフォン「KEYone」については「Shop BlackBerry」での販売は行われず、米国では Amazon と Best Buy でのみ販売されたため、「Shop BlackBerry」の閉鎖はわかりきっていたことではあります。少し寂しいですね。
BlackBerry は自社でのスマートフォン製造断念を発表し、「DTEK50」「DTEK60」と本格的に TCL にスマートフォンの製造を委託するなど、2016 年は BlackBerry ファンにとって衝撃的な年となりました。そして 2017 年、開発と製造を TCL に完全委託して作られた物理キーボードを搭載スマートフォン「KEYone」が年初に発表され、そしてようやくの発売。
「KEYone」も TCL 製造ではあるものの、Alcatel 製スマートフォンがベースとなっている「DTEK50」「DTEK60」とは異なり、完全にオリジナルの BlackBerry ブランドスマートフォンとるのでどのような仕上がりとなるのかが気になっていた方も多いはず。
実際に発売されてからの人気ぶりをいちいち説明する必要もありませんが、国内では現在予約販売中で 6 月 29 日の発売予定となっているものの、国内正規販売代理店 FOX では予約開始からたった 1 時間で完売するなど、現在リアルタイムで大きな話題となっています。
これは BlackBerry ファンにとっては大変喜ばしいことですが、一方での「Shop BlackBerry」は感慨深いものがあります。私自身も当初は「Shop BlackBerry」のみでの発売となった「Priv」や、発売 1 年後辺りに大幅なセールが行われた「BlackBerry Passport Silver Edition」を手配するなど、大変お世話になりました。
「Shop BlackBerry」が閉鎖されたからといって BlackBerry 自体がなくなるわけではないのでそこまで悲しむ必要もないのですが、今夜はまたお酒を飲みたい気分です。
Source:BlackBerry