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PayPalで少額決済を導入する際の注意点と通常決済との疑似併用方法【レポート】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

今回の記事、誰に需要があるんだろうと自分自身でも疑問に思いつつも、書かせていただこうと思います。

募金をですね…

以前よりコラム記事で書かせていただいていますが、最近近所や地元の海のクリーン活動を一人で行っています。

正直単なる自己満足な活動ではあるのですが、心の奥底には、この活動を通して地域の方々との交流や意識改善、そして仲間との出会いなどを期待していたりもします。おこがましい話ですけどね。現段階ではまだ地元のオジーと話をした程度です。

でもなんか、昔この辺一体の海はもっとキレイでそして海水浴客も大勢いた、というオジーの話を聞いてしまうと、またその活気を取り戻すようなちょこっとしたきっかけになればな、なんて思いも芽生えてくるわけです。しかしそのネックは、時間と活動費。

私は個人事業主で在宅業務が基本なので時間はあります。だからといって余裕があるわけではありませんし、クリーン活動で集めたゴミも、結局は自腹で購入した自治体指定のゴミ袋に入れて出しています。

大きな金額ではないですが、出費は出費。少しでも後ろ盾があると、時間とお金を使って活動する意義も更に出てくるってもんです。

そんなわけで、当ブログの記事を読んでちょこっとでも応援してくれる方がいらっしゃるのであれば、月 100 円程度の募金を募ろうかと考えていたりします。ただ私、人の善意を利用してお金や物を集める行為が非常に苦手。

今話題の「VALU」を流行っているからといって始めたり、ネット文化だからといって Amazon の欲しい物リストを公開して他人に物を買ってもらったり、そういうことを後先考えずに出来てしまうような性格ではありません。クラウドファンディングなんてもってのほか。

考えすぎかもしれませんが、お金や物に人の善意が乗っている分、背負う物の重さや、万が一信頼を裏切ってしまったときのことを気にしてしまうんですよね。なので実際に募金を募るかどうかは、まだ考え中です。

「PayPal」少額決済

前置きが少し長くなってしまいましたが、もし募金活動を行うのであれば「PayPal」を利用しようと思っています。

「PayPal」には WEB サイトに簡単に寄付ボタンを作成するツールが用意されていて、それを活用して募金を募ることが可能。ただ「PayPal」って、決済金額に対して 1 件につき 3.6% + 40 円の手数料が基本的に発生します。

※金額が 30 万円までの国内決済の場合

例えば寄付金額が 100 円だった場合、100 円 × 3.6% + 40 円で、100 円のうちの 43.6 円が手数料となってしまうわけです。これでは何の意味もない。

がしかし、手数料が安くなる「少額決済(マイクロトレード)」なんてものも用意されていることを、いろいろと調べているうちに知りました。

「少額決済(マイクロトレード)」

「少額決済」の手数料は 1 件につき 5% + 7 円です。

※国内決済の場合

決済金額が 100 円だった場合の手数料は、100 円 × 5% + 7 円で、100 円のうちわずか 12 円です。通常の手数料よりもだいぶ安価となります。これならまだ良いですね。

注意!

ただし注意が必要で、「少額決済」を利用する場合は「PayPal」に申請する必要があり、「少額決済」を利用すると通常決済の手数料が反映されず、大きな金額の決済となる場合も「少額決済」の手数料が適用されてしまいます。

例えば決済金額が 5,000 円だった場合、通常決済の手数料が 220 円に対し、「少額決済」では 257 円です。

この手数料のボーダーラインは決済金額 2,357 円。2,357 円以下の決済が多い場合は「少額決済」を導入するのがお得で、2,358 円以降の決済が多い場合は通常のままが良いということになります。

私の場合

私の場合、元々ネットショップで「PayPal」を導入していることもあり、2,358 円以降の決済も発生することがあります。

また、例えば今後海外端末の手配依頼を受けた際に「少額決済」に切り替えてしまっていると、手数料がかなり多くなってしまうんです。

もし募金活動をする場合は「少額決済」に切り替えていた方が断然良いのですが、ネットショップを本格再開することを考えると「少額決済」に切り替えない方が良いという自体に陥ります。一応「少額決済」導入後にキャンセルすることも可能ではありますが、その都度そんなことをするのは手間ですよね。

ちなみに「少額決済」導入やキャンセルは、都度「PayPal」カスタマーセンターに電話で連絡する必要があります。WEB 上で処理できるのであればまだいいのですが、いちいち電話しないといけないというのは現実的ではありません。

併用方法(疑似)

しかしここで諦めないのが私です。「PayPal」カスタマーセンターに電話して「少額決済」についていろいろと聞いてみました。

その中で、もし 2,358 円以降の決済と 2,357 円以下の決済がどちらも発生する場合、アカウントを分けるという方法があることがわかりました。つまり通常決済用の「PayPal」アカウント(A)と、「少額決済」用の「PayPal」アカウント(B)を持てば良いわけです。

同じ個人情報(企業情報)の「PayPal」アカウントが 2 個存在することになるので、一見「PayPal」の規約に違反しているようにも思えますが、カスタマーセンターに確認したところ、この方法で運用することは全く問題ないということでした。むしろこの方法を勧められました。

つまりこれで、私の場合はネットショップを「PayPal」アカウント(A)で、募金活動を「PayPal」アカウント(B)でできるようになります。

(例えば、ネットショップ内のお客様の購入総額が 2,357 円以下か2,358 円以上かでアカウントを切り替えるような運用は、無理ではないと思いますが技術がないと難しそう)

まとめ

今回「PayPal」の「少額決済(マイクロトレード)」があることを知れたことと、アカウントの使い分け運用ができることが分かったのは大きな収穫でした。

募金活動を行うかどうかはわかりませんが、むしろ今回この収穫があったことで若干満足してしまっている自分がいるのも事実です。募金はじっくり考えて、やるときはまた改めてご報告します。

では。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

今では月間最高 190 万 PV を誇る、運営歴 10 年以上の当サイト「Jetstream BLOG」管理人です。海外ガジェットの個人輸入や EC サイト運営、Google 公式認定プログラム「Google ヘルプヒーロー」での活動を経て、国内外ガジェット情報や Google 系アプリ / サービスの新機能情報など、当サイトを通して幅広く発信しています。

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