5 月末の発売から現在にいたるまでの 1 カ月半、ほぼ在庫切れ状態となっていた「BlackBerry KEYone」の北米向け CDMA モデル型番「BBB100-3」の在庫が、現地の Amazon.com においてようやく復活した模様です。
型番「BBB100-3」
「KEYone」の型番「BBB100-3」は、複数あるモデルの中で唯一 CDMA に対応しているモデルです。
このモデルは現地キャリア Verizon を利用しているユーザー向けとして発売されました。また当初は現地の Amazon から唯一直輸入が可能なモデルとしても話題となりました。
（私も Amazon から同モデルを手配していましたが、実際に出荷されたのは 6 月中旬です）
ただこのモデルはそもそもの準備台数が少なかったのか、現地で「KEYone」を販売している Amazon や Best Buy において、ほぼずっと在庫切れ状態となっていて、最近では Amazon 出品としてのラインアップも削除されてしまっていたので、一部では販売終了も囁かれていました。しかしここにきて、ようやく販売が再開されたということになります。
ただし販売元は Amazon ではなく、TCL Communication です。そのため日本直送には対応していません。
型番「BBB100-3」は CDMA に対応しているので、同じく CDMAを利用している日本国内キャリア KDDI の SIM で運用することが、一応はできます。ただ私が検証の結果、CDMA での 3G 通話はできるものの、LTE を掴むことはなく、モバイルネットワーク通信を行うことはできませんでした。
一応 KDDI 系の MVNO SIM を挿して少し設定を行うことで、LTE を掴みモバイルネットワーク通信を行うことはできるようになります。ただし逆に、通話を行うことはできません。
https://jetstream.buzz/archives/56282 
そのため型番「BBB100-3」をわざわざ日本に輸入して利用するメリットはさほどなく、国内モデルの型番「BBB100-6」の方が断然活用の幅は大きいです。型番「BBB100-3」は複数ある「KEYone」の中で唯一 LTE Band 26 をサポートしているので、どうしてその電波を使いたいという方は、型番「BBB100-3」一択ではあります。
余裕があれば輸入してみてください。
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