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BlackBerry KEYone

CDMA版「KEYone」au LTE NET for DATA通信検証【レポート】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

以前、米国から輸入した「BlackBerry KEYone」の CDMA モデル型番「BBB100-3」に KDDI の au 黒 SIM(iPhone 6s)を挿して通話や通信の検証を行ったレポートを公開させていただきました。その時の結果は、au 黒 SIM では 3G の通話と通信しか利用できず、4G LTE に切り替わらないというものになりました。

ただこの時の検証では「LTE NET」の、いわゆる非公開の APN を用いての結果となっていました。そのため今回新たに「LTE NET for DATA」を契約して、改めて検証を行ってみました。その結果報告です。

「LTE NET for DATA」

そもそも「LTE NET for DATA」は au 以外の SIM フリースマートフォンや SIM スロット搭載 PDA、PC などで通信を行うための ISP(インターネットサービスプロバイダ)契約です。

契約時は月額 500 円(税抜き)の月額利用料金が必須となります。NTT ドコモでいうところの「mopera」のようなものですね。こちらは公式で APN も公開されています。

APN 名
au.au-net.ne.jp
ユーザ名
user@au.au-net.ne.jp
パスワード
au
認証タイプ
CHAP

一方で「LTE NET」は一応 APN が非公開で、便宜上は KDDI のスマートフォンやタブレット専用の ISP となります。「SP モード」みたいなもんです。

元々私は au の ISP をあまり存じておらず、「LTE NET for DATA」という存在があることをすら知りませんでした。「LTE NET for DATA」は公式で公開されている ISP サービスなので、もしかしたらこれだと型番「BBB100-3」で LTE を掴むかもしれないですよね。

結果

ダメでした。

「LTE NET」と同じく 3G 止まりです。「LTE NET for DATA」にしたところで特に目立った変化はありませんでした。ちなみに 3G であれば通話も通信、そして SMS も利用可能です。SMS 受信はかなりタイムラグが発生しますけど。

まぁ実はこの結果もほぼわかりきっていたことなので特に落胆するようなことでもないのですが、ほんの少しは期待もしていたので、少し残念。

ただもしかしたら今後のシステムアップデートで変わる可能性もあるので、このままの運用でしばらく過ごしてみようと思います。また何か変化があれば改めてご報告させていただきますね。

では。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「CDMA版「KEYone」au LTE NET for DATA通信検証【レポート】」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    新たな検証のため、労力と時間を割いていただき大変ありがとうございました。

    残念な結果となりましたが、3Gなら電話、通信、sms使えそうとの事。
    今auで、物理キー付きのモデルは無く、これだけでも、価値ありかなと思います。
    実は、IS01の復活を考えていたのですが、Android1.6なので、動かないアプリばかりで悩ましかったところでした。

    1. Hikaru さん

      確かに物理キーボード搭載の au 機種ってないですよね。
      そういう意味で型番「BBB100-3」が基調というのは、なんだか特別感があって素敵です。

      ただソフトウェアアップデートが来ないんですよねー

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