2017 年 3 月に、BlackBerry 初の Android 7.0 搭載のデュアル SIM スマートフォンとして彗星のごとく発売されたエントリースマートフォン「BlackBerry Aurora」ですが、残念なことに現地ではあまり売れていない模様です。
「BlackBerry Aurora」は、インドネシアのメーカー BB Merah Putih が製造と販売を担当した BlackBerry ブランドのフルタッチ式スマートフォンです。5.5 インチサイズではありますが、解像度は HD で Snapdragon 425 プロセッサ、4GB RAM 搭載と、そこまでスペックは高くありません。
その分安価なのが特徴で、現地価格は 3,499,000IDR(約 30,000 円)となっています。
主要スペック
- OS
- Android 7.0
- サイズ
- 152 × 76,8 × 8,55 mm
- 重量
- 178g
- ディスプレイ
- 5.5 インチ(1,280 × 720)HD、AMOLED
- プロセッサ
- Snapdragon 425 MSM8917 Quad-core 1.4GHz
- RAM
- 4GB
- 内部ストレージ
- 32GB、micro SD スロット搭載
- リアカメラ
- 1,300 万画素
- フロントカメラ
- 800 万画素
- Wi-Fi
- 802.11 b / g / n
- Bluetooth
- 4.1
- バッテリー
- 3,000mAh
- その他
- microUSB、デュアル SIM(4G + 3G DSDS 非対応)、便利キー
- カラー
- ブラック、ゴールド、シルバー
- モバイルネットワーク
-
- 2G:GSM 900 / 1,800 MHz
- 3G:WCDMA 850 / 900 / 2,100 MHz
- 4G
- FDD-LTE B1 / 3 / 5 / 7 / 8 / 26
- TD-LTE B40
現在は Android 7.1.1 を搭載するデュアル SIM 対応の BlackBerry 製 Android スマートフォンは「BlackBerry KEYone LIMITED EDITION BLACK」に取って代わられてしまってはいますが、“初” という称号は「BlackBerry Aurora」のもの。不動です。
そんな「BlackBerry Aurora」ですが、インドネシア現地では 34% 引きの 3,499,000IDR(約 19,000 円)となっていました。売れてないんでしょうね。
約 19,000 円という価格は日本人からしてみれば「ZenFone Live」程度の価格でかなり安く感じられるのですが、現地ではかなり高級品となるんだとか。そのため現地では、配送スタッフによるスマートフォンの窃盗事件も珍しくないそうです。
いくら 34% 引きといっても、現地では 30 万が 20 万になったくらいの感覚でしょう。確かに安くはなっていますが、手を出しやすい価格ではありません。
まぁでも、日本から輸入する場合はこの現地価格で輸入できることになります。インドネシアなので簡単に輸入することはできませんが、それなりにトライしてみる価値はあるかも。
特に “ゴールド” と “シルバー” は、ebay にも出品されていない希少カラーです。興味ある方は以下の記事を参考にしつつ、輸入を考えてみてください。
Source:BB Merah Putih