Google は 2017 年 8 月 29 日、Android と iOS 用の地図アプリ「Google マップ」の駐車場難易度表示機能を、米国以外の都市に対して拡大提供を開始したと発表しました。
「Google マップ」の駐車場難易度表示機能は、ナビゲーションで目的地を設定した際に、駐車場の混雑具合から駐車難易度を事前表示してくれる機能です。難易度といっても駐車場の大きさなどから見た停め方の難易度ではなく、その時間にその目的に行った際に、車を停めるスペースが空いているかどうかから見た難易度表示となります。そしてこの機能は、2017 年前半に米国内で提供が開始されました。
今回は新たに米国以外の地域への機能拡大提供で、ロンドン、マドリード、パリ、バルセロナ、プラハ、リオデジャネイロなど、全 25 の欧州や南米の主要都市で利用できるようになります。残念ながら、日本の都市の追加は発表されていません。
目的地に近い駐車場検索機能も追加
Google は今回の「Google マップ」の駐車場難易度表示機能のほかに、目的地から近い駐車場を探す機能も、米国の主要都市で提供を開始したことも発表しました。
この機能は目的に近い駐車場を探しつつ、その駐車場を経由して最終的に目的地までの経路をナビゲーションしてくれる機能です。例えば車で目的地近くの駐車場までナビゲーションしてくれた後に、更にそこから徒歩で目的地に向かう際のナビゲーションまで行ってくれる機能となります。
こちらはまず、米国の 25 の主要都市で利用できるようになります。
Source:Google