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Moto Z2 Force Edition-G

「Moto Z2 Force Edition」英国モデルの対応周波数判明

英国向けに販売される Motorola の 2017 年フラッグシップスマートフォン「Moto Z2 Force Edition」のモバイルネットワーク対応周波数が、英国の Motorola 公式サイトで公開されました。

これにより、「Moto Z2 Force Edition」英国モデルの対応周波数が判明しています。

「Moto Z2 Force Edition」

「Moto Z2 Force Edition」は、「Moto X Force」で採用された飛散防止ディスプレイ「ShatterShield Display」と、最も高い高度を誇る 7000 番台のアルミ合金ボディを搭載する、超高耐久な仕様となっている点が特徴のハイスペックスマートフォンです。

主要スペックは「Moto Z Force」から大幅に向上していて、更に Motorola としては初となるデュアルカメラまで搭載しています。デザインは Moto Z シリーズ特有の前後フラット仕様で、もちろん拡張モッドの「Moto Mods」にも対応。

縦横サイズは前作とほぼ変わりませんが、本体の薄さは 6.99mm から 6.1mm に薄型化され、そして重量では約 20g もの軽量化を実現しています。その分バッテリー容量は、前作の 3,500mAh から 2,730mAh と大幅に容量がダウンしてしまっています。ただし、急速充電や Snapdragon 835 プロセッサの省電力性能でカバーもされています。

デュアルカメラは、1,200 万画素 × 2 で、カラー + モノクロという構成です。背景をぼかして写真を撮影するポートレート撮影や、撮影後のフォーカス変更などに対応します。

Motorola の音声アシスタントシステム「Moto Voice」も、もちろんサポート。「Moto Z2 Play」で採用された指紋センサーでの操作機能も、「Moto Z2 Force Edition」に搭載されています。このほかイヤホンジャックは、前作同様に非搭載です。OS は、初期で Android 7.1.1 搭載しています。

そして「Moto Z2 Force Edition」は次期 Android OS「Android 8.0(O)」へのアップデートも約束されていて、アップデート時は Bluetooth v5.0 をサポートする予定になっています。

「Moto Z2 Force Edition」の価格はキャリアによって異なりますが、米国での基本価格は $799.99 です。このほか「Moto Z2 Force Edition」は日本への投入も予定されていることが、米国公式サイトから判明しています。

ただこの時点では日本向けモデルのモバイルネットワーク対応周波数が不明だったのですが、今回公開された英国向けモデルから、日本向けモデルと恐らく共通するであろう仕様を確認することができました。

以下「Moto Z2 Force Edition」の主要スペックです。

主要スペック

OS
Android 7.1.1 Nougat
サイズ
155.8 × 76 × 6.1 mm
重量
143g
ディスプレイ
5.5 インチ(2,560 × 1,440)WQHD、POLED、ShatterShield
プロセッサ
Snapdragon 835 Octa-core 2.35GHz
RAM
4GB
内部ストレージ
64GB、micro SD スロット搭載
リアカメラ
1,200 万画素(Sony IMX386)× 2、F/2.0、画素サイズ1.25um
フロントカメラ
500 万画素、F/2.2、85 度ワイドレンズ
Wi-Fi
802.11a / b / g / n / ac
Bluetooth
4.2(Android 8.0 で v5.0 に更新予定)
バッテリー
2,730mAh
その他
USB Type-C、指紋センサー、撥水コーティング、デュアル SIM モデルあり
カラー
Super Black、Fine Gold、Lunar Grey
モバイルネットワーク(英国向けモデル)
  • 2G:GSM クアッドバンド
  • 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 8 / 19
  • 4G
    • FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28
    • TD-LTE B34 / 38 / 40 / 41 / 46

英国向けモデルでは、FOMA プラスエリア(WCDMA Band 19)と LTE Band 1 / 3 / 19 などサポートしています。特に FOMA プラスエリアや LTE Band 19 は、米国向け SIM フリーモデルでは確認できなかった対応周波数です。

つまり、英国向けモデルが日本向けモデルと共通する可能性がかなり高いと言えます。とはいえまだ「Moto Z2 Force Edition」が日本向けに投入されると決まっているわけではないので、あくまでも可能性の話です。

仮に日本向けに投入されないとして、英国向けモデルであれば NTT ドコモ系 SIM で結構柔軟に利用も可能ですね。

Source:Motorola

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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