こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの 石井順 です。
毎週土曜日に通い詰めている、隣の村にある洋菓子屋さん。そこの店主さんといろいろ話をするのが、週に 1 回の私の気分転換だったりします。
今回は、とある土曜日にその店主さんとの話の中で思ったことに関する内容です。
外国人 iPhone ユーザーの「Siri」活用
その店主さんは iPhone ユーザーで、これまで iPhone しか触ったことがないそうです。こういう方は珍しくはないですよね。
でそこのお菓子屋さんは、沖縄ということもあり米軍関係の外国人のお客さんも多いそうなのですが、iPhone を持っている外国人はかなり「Siri」を活用しているんだとか。もちろん活用度は店主さん自身と比べてということもあるので、日本人と比べて外国人の方が「Siri」を活用している、というわけではないかと思いますが、店主さん目線では外国人のお客さんが「Siri」を活用されている場面をよく見るそう。
「Siri」は翻訳してくれない
その話の流れで店主さんより “「Siri」は言葉を翻訳してくれないから、早く翻訳機能を実装して欲しい” という話を伺いました。
私自身、iPhone は持っていますが基本的に Android がメインなので、iPhone はそこまで活用していません。だからこそ「Siri」が英語翻訳に対応していないことをその時初めて知りました。
一方で「Google アシスタント」は、サポートしている言語間での翻訳をサポートしていますよね。Google の場合は「Google 翻訳」があるので、実際は「Google アシスタント」に「Google 翻訳」が統合されているだけの話ですけど。
でもこういうことって一般的なエンドユーザー目線からしてみたら、“「Siri」は翻訳してくれないけど「Google アシスタント」は翻訳してくれる” という認識に繋がるのかなと思いました。
「Google アシスタント」の場合は、実際に発音までしてくれるので親切。
iPhone に「Google 翻訳」アプリをインストールすればいいだけの話ですし、だからなんだって話でもありますし、つい先日 iPhone 用にもリリースされた「Google アシスタント」アプリをインストールすればいいだけの話ではあるのですが、やはり現状の使用環境の中で便利な機能がサポートされているということこそが、優れたユーザビリティーなんだろうなと気づかされた出来事でもありました。
特に結論はないけど
Android と iOS はそれぞれ長所短所があるし、スマートフォンとしての完成度や安定性でいえば iPhone の方が上だとも私は思っています。バッテリーとかレスポンスとか。
今回の店主さんの話を受けて “「Google アシスタント」が優れていて「Siri」が劣っている” なんてことは思わないですが、こういうちょっとした部分の利便性の差が、エンドユーザーからしてみたら大きな差になったりするんでしょう。私自身、Android と iPhone だけでなく、BlackBerry、Windows Phone、そして Jolla や FireFox OS スマートフォンまで持っていたりしてだいぶ感覚が鈍ってしまっていますが、今回一般的なエンドユーザー寄りの店主さんの話を聞けて、“なるほどな~” と思った次第です。
今回のコラム記事は特に何かしらの結論があるわけでもオチがあるわけでもなく申し訳ないですが、こういう感覚って意外と大事だったりするのかも、と思って書かせていただきました。