Huawei が、同社製 SoC Kirin 970 に搭載される AI システム「Huawei Mobile AI」のわかりやすいデモ動画を公開しました。
Kirin 970 は IFA 2017 で発表された Huawei の新しいモバイルプロセッサで、2017 年 10 月 16 日発表される新型ハイエンドスマートフォン「Huawei Mate10」に初期採用されることが決定しています。
そしてこの Kirin 970 の特徴は、初の AI ユニット「Huawei Mobile AI」が組み込まれている点。性能自体ももちろん向上していますが、更にハイスペックとなっています。
しかしこの「Huawei Mobile AI」、実際にどんな風に動するのか気になりますよね。
Huawei が公開したわかりやすいデモ動画によると、例えばスマートフォンで撮影した写真に写る被写体を、プロセッサベースで認識して分類することができるのだとか。似たような機能は「Google フォト」でも利用することができますが、これはあくまでも「Google フォト」にアップロードされた写真が分類されるので、数工程必要となります。
「Huawei Mobile AI」では、本体内部でその分類作業を行えてしまうということです。これにより例えば通信料を節約したり、その流れで消費電力を節約したりする効果が期待できます。
「Huawei Mobile AI」はかなり優れている模様ですが、そのユニットを搭載するハイスペックな Kirin 970 プロセッサ搭載のハイエンドスマートフォン「Huawei Mate10」は、かなり先進的な機種となるかもしれません。
Our intelligent photography helps you capture great shots by auto-selecting settings based on object and scene recognition. #HuaweiMobileAI pic.twitter.com/7WlQJjISEp
— Huawei Mobile (@HuaweiMobile) September 12, 2017