【Mode1 RETRO Tips】第 4 回目は、「Mode1 RETRO」のブラウザボタンに、プリインストールされているブラウザアプリではなく、サードパティー製のブラウザアプリを割り当てる方法と、その注意点です。
「Mode1 RETRO」の物理ボタン
「Mode1 RETRO」にはテンキーや通話 / 終話、メニュー、ブラウザ、カメラボタンなどの複数の物理ボタンが実装されています。
そしてこれらはデフォルトで各機能が割り当てられていて、一部のボタン以外は基本的にカスタマイズすることはできず、ドフォルトの状態で利用する他ありません。これが超絶不便なんですよね。
※一部のカスタマイズ可能なボタンは “MENU” 直下のファンクションボタンです
例えばブラウザボタンは、「Mode1 RETRO」にプリインストールされている「ブラウザ」アプリが割り当てられていて、これを変更する機能は実装されていません。しかしこれらの物理ボタンは、「Mode1 RETRO」のデフォルトランチャーアプリ「Launcher3」に依存しています。
そのためランチャーアプリを変更することで、一部の物理ボタンは機能しなくなるか、もしくはデフォルトで割り当てられている複数の機能の一部が使えなくなったりします。
ブラウザボタンの場合はランチャーアプリを変更すると全く機能しないボタンとなってしまうのですが、前回の【Mode1 RETRO Tips】でご紹介させていただいた、サイドボタンをカスタマイズする方法を活用することで、ブラウザボタンに「Chrome」などのサードパティーブラウザアプリを割り当てることができるようになります。
ただし、もちろん他の物理ボタンの挙動も「Launcher3」のデフォルト設定から変更されるので、注意は必要です。あくまでも、いつも利用しているランチャーアプリなどがある場合、そのランチャーアプリに変更しつつ、ブラウザボタンなどを自分好みにカスタマイズする、というのが妥協的なオススメ。
「Mode1 RETRO」にプリインストールされている「Launcher3」は素の Android にかなり近い UI となっているため、「Google Nowランチャー」や「BlackBerry Launcher」などが無難でしょう。
[appbox googleplay com.google.android.launcher]
[appbox googleplay com.blackberry.blackberrylauncher]
ブラウザボタンに他のアプリを割り当てる方法
「Mode1 RETRO」のブラウザボタンに他のアプリを割り当てる方法は、サイドボタンをカスタマイズする方法と流れは同じです。
「Button Mapper」アプリの “+Add Buttoom” からブラウザボタンを押すと “EXPLORER” として認識されるので、その“EXPLORER” に「Chrome」などを割り当てます。
ただしその前にサードパティー製ランチャーアプリをインストールして、「Launcher3」から置き換えておく必要があります。つまり、まずはランチャーアプリをサードパティー製にして物理ボタンを無効化しつつ、「Button Mapper」アプリなどで物理ボタンに機能を新たに割り当てる、という流れとなります。
ちなみに「Launcher3」のままでも「Button Mapper」などを利用してブラウザボタンに他のアプリを割り当てることは可能ですが、「Launcher3」のデフォルト設定もそのまま機能するので、ブラウザボタンボタンを押すと「Button Mapper」などで割り当てたアプリと「ブラウザ」アプリが同時に起動します。そのため、「Launcher3」のままでブラウザボタンに他のアプリを割り当てて利用することはオススメできません。
その他ボタンのカスタマイズ
ランチャーアプリをサードパティー製にしてブラウザボタン以外のボタンに各アプリやショートカットなどを割り当てることは可能ですが、ランチャーアプリを変えても一部の状態でデフォルトの設定が機能し続けるボタンもあるため、カスタマイズのし過ぎはあまりオススメできません。
オススメとしてブラウザボタン、(“MENU” 下の)ランチャーボタン、カメラボタンの 3 つですが、カメラボタンをカスタマイズする場合、「Button Mapper」では有料のプロ版を購入する必要があります。
まずはランチャーアプリをサードパティー製にして挙動を確認しつつ、「Button Mapper」などでブラウザボタンに他のアプリを割り当てて様子を見てから、いろいろとカスタマイズするようにしてみてください。てゆうか、ボタンのマッピング機能くらい、デフォルトで用意してほしいですよね。