Sony Mobile は 2017 年 10 月 27 日、Android 搭載のタッチセンサー付きプロジェクター「Xperia Touch(G1109)」に対する Android 7.1.1 アップデートを発表しました。
「Xperia Touch」は Android 7.0 で発売されているので、初のメジャーアップデートということになります。「Xperia Touch」の Android 7.1.1 アップデートは、順次配信される予定です。
新機能
「Xperia Touch」の Android 7.1.1 アップデートでは、新しいジェスチャーコントロールの追加、マニュアル投影設定の追加、プレゼンスセンサーの対象拡大、ALAC オーディオファイルのサポートと ClearAudio+ 機能の追加、ポートレートモードの追加が行われます。
新しいジェスチャーコントロール
新しいジェスチャーコントロールは、「Xperia Touch」を上向きに置き壁に投影している際に、離れた位置からジェスチャーで操作できるようになる新たな操作機能です。
「Xperia Touch」は投影面をタッチして操作する点が特徴ですが、新たな操作機能では空中をジェスチャーすることで操作することが可能となります。例えば動画を再生している時に、空中で指を左右にスワイプしたりタッチジェスチャーを行うことで、動画のスキップや選択などができるようになります。このほか、人差し指を唇に当てることでミュートになります。
マニュアル投影設定
マニュアル投影設定は、ゆがみのある面や斜めの角度から投影する際に、マニュアル設定でフォーカスを調整できる機能です。
プレゼンスセンサーの対象拡大
プレゼンスセンサーは、ユーザーが近づいた時に「Xperia Touch」の電源が自動で入る機能です。
これまでは上向き置きの壁投影モードで機能していましたが、テーブルや机などに投影する場合のテーブルモードでも利用できるようになります。
ALAC オーディオファイルのサポートとClearAudio+ 機能の追加
ALAC オーディオファイルのサポートと ClearAudio+ 機能の追加は、そのままです。
新しいファイル形式が利用できるようになるのと、サウンド設定の自動最適化機能のClearAudio+ が機能するようになります。
ポートレートモード
ポートレートモードは、Android アプリの向きを右と左で切り替えて利用できる機能です。
Source:Sony Mobile