手持ちの Google スマートフォン「Pixel 2 XL」用に、海外から珍しいケースを取り寄せてみました。今回はそのケースのレビューです。
今回取り寄せたケースは、こんな感じで中が TPU、外がハードケースというハイブリッド仕様のケースです。ebay にて $2 ~3 程度と安く出品されていたので買ってみました。ただ購入手配をしたのが 11 月中旬くらいだったので、一か月弱での到着となりました。
元々そこまで期待もしていなかったですし、単に「Pixel 2 XL」用の他のケースがどんなもんかと思って購入したがけなので別にいいのですが、流石にそこまで期間が空くと忘れた頃に届いたという感じでした(笑)
ただそんな期待もしていなかったケースのレビューをこうしてしているということは、それなりご紹介するに値するケースだったからということなわけですよ。
特徴
このハイブリッドケースの特徴は、ハイブリッドならではの厚みのあるしっかりとした保護性だけでなく、背面にクレジットカードサイズのカードを 1 枚収納できるカードスロットが搭載されている点にあります。
カードスロットは本体背面下部にあり、キックスタンドとも思える蓋部分を開けることで、カードを収納することが可能となります。そして、カードスロットはクレジットカード 1 枚をキッチリ収納できる程度のサイズです。
蓋は爪で止まっているのですが、パチッと簡単開きはするものの、勝手に開いてしまうほどの弱々ホールドというわけではなく、閉じているときはちゃんと蓋の役割をしてくれる程度のホールド感。つまり丁度良いホールド感です。
装着
「Pixel 2 XL」の装着もスナップオン式で、内部は TPU 素材なので、脱着時の傷付けなども心配なし。そもそものフィット感も抜群に良いです。
そしてサイドの物理ボタン部分も、「Pixel 2 XL」のボタンをダイレクトに押すより押しやすい仕様。何気にこのボタンが気に入りました。
そしてそして、そんな保護性の高いケースですが、握って「Google アシスタント」を起動させる「Active Edge」もバッチリ利用可能。むしろ「Pixel 2 XL」を裸で持っていたり薄めの TPU ケースで運用している場合、ポケットから取り出すときに「Active Edge」が誤作動することが多いのですが、このハイブリッドケースは適度に硬いので、ちゃんと意識して握った場合に「Active Edge」が起動してくれて、誤作動することがかなり少なくなりました。
デメリット
ただ、デメリットももちろんあります。
このハイブリッドケースのデメリットは、ケースの背面が特に厚みのある仕様となっているので、指紋センサー部分が開口されているものの、指紋センサーへのアクセスが若干しにくい点です。これは慣れれば問題にならないかと思いますが、例えば裸運用をしていたり、薄めの TPU ケースを付けていた方が乗り換えた場合は、最初ちょっと戸惑うかも。
ちなみにカードスロットは磁気遮断仕様となっているのか、「Pixel 2 XL」はもちろん、カードスロットの蓋を閉じている状態で NFC 搭載スマートフォンを近づけても、NFC 読み取りは反応しませんでした。つまりカードスロットに Suica などの交通系電子マネーカードや非接触型電子マネー搭載カードなどを収納しても、取り出さないと利用することはできない模様です。
なので収納するカードを何にするか、ちょっと考えてしまいますね。
まとめ
そもそも「Pixel 2 XL」の NFC も利用できなくなるため、「Android ビーム」などの NFC を多用される方には向かないケースです。
ただ「Pixel 2 XL」自体の保護性はかなり高いので、その保護性能の高さにカードスロット機能がプラスされていると考える方が良いかと思います。またカードスロット部分の蓋は、「Pixel 2 XL」横置き用のキックスタンドとして利用しても問題はありません。
そもそも $2 ~ 3 程度の安価なケースなので、いろいろなケースを試したいと思っている方は、取り寄せてみてはいかがでしょうか。
Source:ebay