BlackBerry は 2017 年 12 月 15 日、発売から 2 年が経過した同社初の Android スマートフォン「BlackBerry Priv」の、月次セキュリティアップデートのサポート終了を発表しました。
「Priv」は発売当時、2 年間のセキュリティパッチ更新アップデートが約束されていて、2017 年 11 月を過ぎた時点で発売から 2 年が過ぎていました。そのため BlackBerry は約束通り、発売から 2 年が経過した時点で「Priv」のセキュリティアップデートサポートを終了することとなります。
ただし BlackBerry は「Priv」が元々セキュリティに特化したスマートフォンとして内部から設計されているため、セキュリティアップデートを行わなくても基本的には安全なスマートフォンであることと、今後も重大な脆弱性などが発見された場合はセキュリティアップデートを配信する可能性があることを約束しています。また「Priv」と「BlackBerry Passport」や「BlackBerry Classic」などの BlackBerry OS 搭載機種を持っているユーザーに対して、「BlackBerry KEYone」や「BlackBerry Motion」への交換プログラムを間もなく開始することも明らかにしています。
ただ、グローバルでは「Priv」の発売から 2 年が経過ている一方で、国内では 2016 年春に発売されたため、発売からは実質 1 年半程度の期間となっています。国内ではまだ 2 年経過していない、と言いたいところですが、グローバル版と同じく恐らくセキュリティアップデートは配信されないのでしょう。残念です。
このほか、国内で交換プログラムが適用されるかも不明。まぁ、適用されないでしょうね。
Source:BlackBerry