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eSIM「SlimDuet」アジアプラン購入【レポート】

こんにちは、Jetstream BLOG 管理人兼ライターの石井順です。

先日購入した、アイツーが国内で代理販売する台湾企業 Taisys Technologies Co.,LTD. の SIM カード型プリペイド eSIM「SlimDuet」にて、アジアプランを購入してみました。今回のそのレポートです。

プラン購入はアプリから

「SlimDuet」のと渡航用プラン購入は、Android と iOS 用に配信されている専用アプリから行います。

ちなみに「SlimDuet」は、日本国内においてでも SIM フリーか SIM ロックを解除したスマートフォンやタブレットでないと利用することはできません。

Android
[appbox googleplay com.greenroam.slimduet]
iOS
[appbox appstore id952145374]

まずは「SlimDuet」アプリから渡航先を指定して、その渡航先用に用意されているプランを購入します。「SlimDuet」のアジア向けプランは、日本を含む複数国で共通して利用できるパックプランが用意されています。

今回は「Essential Phone(PH-1)」に「SlimDuet」を挿して、「アジア 7 日間 2GB プラン」を購入して使用してみます。大まかな流れは、まずプランを購入 → 購入したプランの電話番号にアプリから切り替え → 再起動 → APN を切り替え → 利用開始、です。

まずはプランを購入

支払いは基本的に、カードのみです。(一応「銀聯カード」決済も用意はされています)

日本からはクレジットカード決済のみ

決済完了したら、ポイントが付与されました。

“グローバル” は、「SlimDuet」の元の SIM カードに登録されている電話番号です。オランダ Vodafone(ボーダフォン)の電話番号が付与されています。

“アジア” は、今回購入したプランの番号です。シンガポールの South China Telecom(?)の番号が付与されていました。

つまり、「eSIM」の「SlimDuet」に複数の電話番号が付与されたということですね。

実際はクラウドに保存されている情報を SIM に読み込む「クラウド SIM」型かと思われますが、そういう細かいことはどうでもいいですね。

電話番号切り替えを利用開始

今回は購入した “アジア” プランの電話番号を選択して切り替えます。

“携帯電話番号切り替え” をタッチすると、以下のポップアップウィンドウが表示されました。更に自動再起動が行われる旨のポップアップウィンドウも表示されたのですが、特に再起動は掛からなかったので手動で再起動。

再起動後、通知バーに電話番号切り替え完了の旨が表示されました。この状態で APN を設定すれば、データ通信が開始されます。

しばらくするとアンテナピクトが “LTE” に切り替わり、通信が開始されました。もちろんローミング(R)通信です。

通信状態やスピードテスト

今回ちょっと面白かったのは、元の “グローバル” はボーダフォン経由でソフトバンクのローミング接続となっていたのですが、“アジア” の方は South China Telecom 経由で NTT ドコモにローミング接続していた点です。

つまり、1 枚の SIM においてマルチキャリアに対応したことになります。これぞ「eSIM」ですね。

接続は South China Telecom 経由で NTTドコモ

LTE Band 21 を掴みました

スピードテストを行ってみた結果は以下。まぁまぁなスピードかと思います。

普段使いよる支障は特にないでしょう。

まとめ

特に海外渡航の予定とかはなかったのですが、なんとなく「SlimDuet」の挙動などを知りたくて今回アジアプランを購入して設定してみました。

やはり面白かったのは、海外キャリアのローミング経由とはいえ、ソフトバンクと NTT ドコモの回線を 1 枚の SIM で使い分けることができた点です。「eSIM」と言ってもこれまではあまり実感などはなかったのですが、今回正にその「eSIM」を体感しました。

2018 年は更に、「eSIM」の普及が広まると予想されます。例えば MVNO が NTT ドコモ、KDDI、ソフトバンクの回線を切り替えられるような「eSIM」とプランを提供してきたら面白いかと思いますが、そんなこと実現するかはわかりませんけどちょっと期待しましょう。

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執筆者情報:石井 順(管理人)

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「eSIM「SlimDuet」アジアプラン購入【レポート】」への4件のフィードバック

  1. いつも拝見しております。私もすでに購入して到着待ちなのです。
    アジアプランを購入するとドコモローミング、グローバル?はソフトバンクローミングとの事ですが、
    グローバルの状態ではどんなことができるんでしょうか。
    プランも購入していない状態は待ち受けだけか、そもそも解約済みのSIMカードのような挙動をするのか気になります。

    1. グローバルではプランを買っていないとアンテナピクトがローミング(R)表示になるだけで、特に何もできないですよ。

      契約が切れている SIM を挿しているのと同じ状態となります。

  2. こんにちは

    私もカードタイプのslimduetを2018/04/03購入したのですが、SIMロック解除端末(ドコモ販売のXperiaXZ)で
    アンテナピクトが立ちません。
    AI2と何度がやり取りしたところ、ドコモ販売のSIMロック解除端末だと使用できない場合がある、とのことでした。

    石井さんの利用されている端末は、純粋なSIMフリー端末でしょうか? それとも日本のキャリアのSIMロック解除端末でしょうか?

    1. はい、SIM フリーですよ。Esential Phone です。

      可能性としては、SlimDuet はそのままではローミング接続によるソフトバンク回線となるので、モバイルネットワークが合っていないという可能性はありますね。

      NTT ドコモのローミング接続だともしかしたらアンテナピクトが立つかもしれないですね。

      あくまでも可能性の話ですが。

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