2018 年 4 月 18 日に iOS 版のブラウザアプリ「Chrome」が v66.0.3359.106 へとアップデートされ、保存済みの各サイト ID とパスワードのエクスポート機能が追加されました。
この機能は Android 版はもちろん、ブラウザ版にも実装されていない機能です。
パスワード保存機能
通常「Chrome」で保存された ID とパスワードはクラウドで共有されるため、別の端末でも同じ Google アカウントでログインしていればその ID とパスワードが自動で入力される仕様となっています。
そのため今回追加されたエクスポート機能は「Chrome」間、端末間で活用すべきものではなく、他のブラウザアプリなどにインポートして活用するものとなります。実際に ID とパスワードをエクスポートする方法は、まず「Chrome」のメニューアイコンから “設定” をタッチして “パスワード” へと進みます。
すると保存されている各サイトの ID とパスワードの一覧が表示されるので、そのページを一番下まで移動します。表示される “パスワードをエクスポート…” をタッチして進み、エクスポート先を指定します。これで完了です。
エクスポートされるパスワード一覧は、CSV 形式のファイルとなります。あとは、これを各アプリなどにインポートするだけです。
が、「Chrome」はもちろん、「Safari」も CSV ファイルでのパスワードエクスポート機能は実装されていないので、現状活用の幅は狭そうです。