NTT ドコモは 2018 年 5 月 25 日、4 月末に発表した段階制の定額プラン個人用の「ベーシックパック」と家族用の「ベーシックシェアパック」の受付を開始しました。
今月中に申し込んでおくと 6 月からプランが適用されます。
「ベーシックパック / ベーシックシェアパック」
「ベーシックパック」は 1 / 3 / 5 / 20 GB、「ベーシックシェアパック」は 5 / 10 / 15 / 30 GB の段階式定額制データプランです。
特に上限をマニュアルで設定できるような段階式というわけではないので一概には言えませんが、仮に最低量のデータ容量で収まった場合、これまでの最低運用料金を大幅に上回る月額料金で NTT ドコモ回線を運用できるようになるのが「ベーシックパック」ベーシックシェアパック」最大の特徴となっています。
料金
※すべて税抜き
「ベーシックパック」
- ~ 1GB
- 2,900 円
- ~ 3GB
- 4,000 円
- ~ 5GB
- 5,000 円 ※データ M パック(5GB):5,000 円
- ~ 20GB
- 7,000 円※ウルトラデータ L パック(20GB):6,000 円
「ベーシックシェアパック」
- ~ 5GB
- 6,500 円 ※シェアパック S(5GB):6,500 円
- ~ 10GB
- 9,000 円 ※シェアパック 10(10GB):9,000 円
- ~ 15GB
- 12,000 円 ※シェアパック 15(15GB):12,500 円
- ~ 30GB
- 15,000 円 ※ウルトラシェアパック 30(30GB):13,500 円
例えば個人向けの「ベーシックパック」は「データ M パック(5GB)」が月額 5,000 円なので、毎月 5GB までで収まっている場合は「ベーシックパック」の方がお得となる可能性があります。家族向け「ベーシックシェアパック」は、毎月 30GB を超えない場合は「ベーシックシェアパック」に移行したほうがお得となる可能性があります。
「シンプルプラン」と「docomo with」対応
「ベーシックパック」の最大の特徴は、月額 980 円(税抜き)の基本プラン「シンプルプラン」でも契約できる点です。
これにより最低限の運用料金を、「シンプルプラン(980 円)」+「ベーシックパック(~1GB:2,900 円)」+「sp モード(300 円)」の合計 4,180 円まで抑えることが可能となります。更に「シンプルプラン(980 円)」+「ベーシックパック(~1GB:2,900 円)」は、対象機種を選択することにより毎月 1,500 円の割引を受けることができるキャンペーン「docomo with」との併用が可能です。
「docomo with」を考慮すると 4,180 円 – 1,500 円で、毎月 2,680 円での運用も実現可能。更に利用年数に応じた割引を受けることができる「ずっとドコモ割」も対応で、最大 200 円の割引も可能。
これを考慮すると、最低 2,480 円で NTT ドコモ回線を運用できることになります。これまでよりも相当安価に運用可能になるわけです。
2 台持ちなどを厭わない場合は、「ベーシックパック」を活用して NTT ドコモ回線を最低限の料金で運用しつつ、浮いた金額で MVNO の大容量プランを契約しつつテザリングで運用したり、通信をポケット Wi-Fi で運用するなどの安価かつ大容量運用が可能となります。
Source:NTT ドコモ