TCL コミュニケーションの正規代理店である株式会社 FOX は 2018 年 6 月 8 日、昨夜ニューヨークで BlackBerry より発表された新型 QWERTY キーボード搭載スマートフォン「BlackBerry KEY2」の国内モデルを、今夏投入すると発表しました。
しかも国内モデルは、デュアル SIM + 64GB 内部ストレージ搭載の型番「BBF100-8」と、シングル SIM + 128GB 内部ストレージの型番「BBF100-8」の 2 モデルです。また型番「BBF100-8」は “シルバー”、型番「BBF100-9」は “ブラック” と、カラーが限定されています。
このほか型番「BBF100-8」と「BBF100-9」ともに海外モデルでは対応していない LTE bnad 18(KDDI 800MHz)と国内キャリアアグリゲーション(CA)もサポートし、更にデュアル SIM モデルの型番「BBF100-8」では「Dual SIM, Dual Stadby(DSDS)」もサポートします。そして国内 3 大キャリアもサポートと、公式には発表されていませんが少なくとも au VoLTE はサポートすると予想されます。ちなみに、CA は 2CA と 3CA サポートです。
価格は、デュアル SIM モデルの型番「BBF100-8(シルバー)」が税込み 79,800 円、シングル SIM モデルの型番「BBF100-9(ブラック)」が税込み 89,800 円です。
「BlackBerry KEY2」
「BlackBerry KEY2」はその名の通り、昨年発売された「BlackBerry KEYone」の後継機種です。
基本デザインは「KEYone」のままですが、主要スペックが向上していることはもちろん、リアデュアルカメラや新しいキーボードボタン「Speed Key」が搭載されるなど、大幅な進化を遂げています。
まずデザインは「KEYone」と同じく4.5 インチ(1,680 × 1,080)フル HD ディスプレイ + 物理 QWERTY キーボード搭載の縦長仕様で、背面はソフトタッチパネルを採用。スペースキーの指紋センサーも、もちろん搭載です。
サイズ的には「KEYone」よりも 1mm 程度薄くなり、そして12g 軽くなりました。
またキーボードも「KEYone」よりボタン自体大きく、高さも 20% 向上して、より打ちやすくなっています。このほかこれまでの流出情報で判明していましたが、電源、ボリューム、「便利キー」の 3 つの物理ボタンが右サイドに集約され、より片手操作もしやすくなっています。
主要スペックは、Snapdragon 660 プロセッサ + 6GB RAM、そして 64 / 128 GB 内部ストレージ、3,500mAh 搭載です。
リアデュアルカメラは 1,200 万画素 × 2 仕様で、ポートレート撮影はもちろん、スムーズなズーム機能「スーパーズーム」を搭載。そしてカメラアプリには、「Google レンズ」もプリインストールされています。フロントカメラは、 800 万画素です。
OS は初期で Android 8.1 搭載で、BlackBerry 初の Android Oreo 搭載となりました。また、Android 9.0 へのアップデートも約束されています。
カラーバリエーションはこれまで流出してきた “ブラック” のほか、“シルバー” も用意され、2 色で展開されます。
「Speed Key」
気になるのは、新しく搭載された物理ボタン「Speed Key」ですよね。
「Speed Key」は様々なアプリのショートカット機能を呼び出すためのトリガーキーで、「Speed Key」を押しながら QWERTY キーボード(52 個)のどれかのボタンを押すことで、それぞれに割り当てることができるアプリショートカットをダイレクトに起動することができます。例えばダイレクトにお気に入り連絡先に電話をかけたり、Twitter のつぶやき投稿画面を起動したり、特定の宛先へのメール作成画面を起動したりなどです。
つまり「便利キー」のような役割を、52 個のボタンそれぞれに割り当てることができるというわけです。実際に使ってみないとその便利さが分かりにくいかもしれませんが、アプリを起動するこれまでのキーボードショートカットよりも使い勝手は良いかもしれないですね。
主要スペック
- OS
- Android 8.1 Oreo
- サイズ
- 151.4 × 71.8 × 8.5 mm
- 重量
- 168g
- ディスプレイ
- 4.5 インチ(1,680× 1,080)フル HD、IPS
- プロセッサ
- Snapdragon 660 Octa-core 2.2GHz
- RAM
- 6GB
- 内部ストレージ
-
- BBF100-8:64GB
- BBF100-9:128GB
- リアカメラ
- 1,200 万画素(1.28um、F/1.8、79.3°)+ 1,200 万画素(1.0um、F/1.8、50°)
- フロントカメラ
- 800 万画素
- Wi-Fi
- 802.11 a / b / g / n / ac
- Bluetooth
- 5.0
- バッテリー
- 3,500mAh
- その他
- USB Type-C、デュアル SIM モデル有(4G + 3G DSDS 対応)、指紋センサー
- カラー
-
- BBF100-8:シルバー
- BBF100-9:ブラック
- モバイルネットワーク(BBF100-8 / 9)
-
- 2G:GSM クアッドバンド
- 3G:WCDMA B1 / 2 / 4 / 5 / 6 / 8
- 4G
- FDD-LTE B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 26 / 28 / 32
- TD-LTE B38 / 39 / 40 / 41
- 2CA、3CA サポート
プレスリリース
TCLコミュニケーションの正規代理店である株式会社FOXは、米国のニューヨーク市内で発表(現地6月7日10時)された、BlackBerry最新端末「BlackBerry(R)KEY2」の日本国内モデルを今夏発売致します。日本国内モデルは世界で唯一のバンド18対応モデルで、切望されていたau SIMを含む、国内初の3大キャリア(au、docomo、SoftBank)SIMの利用が可能になります。
TCLコミュニケーションの正規代理店である株式会社FOX(本社:東京都千代田区、代表取締役:五十畑 理央)は、米国のニューヨーク市内で発表(現地時間6月7日10時)された、BlackBerry最新端末「BlackBerry(R)KEY2」の日本国内モデルを今夏発売致します。日本国内モデルは世界で唯一のバンド18対応モデルで、切望されていたau SIMを含む、国内初の3大キャリア(au、docomo、SoftBank)SIMの利用が可能になります。
■BlackBerry(R)KEY2のラインナップ
「BlackBerry(R)KEY2」は、Silver(シルバー)とBlack(ブラック)の2色のラインナップで展開致します。
BlackBerry(R)KEY2 Silver(BBF 100-8)
- 内部メモリ:64GBフラッシュメモリー
- デュアルSIM/デュアルスタンバイ(※外部メモリmicro SDとの併用は不可となります)
BlackBerry(R)KEY2 Black(BBF 100-9)
- 内部メモリ:128GBフラッシュメモリー
- シングルSIM
■BlackBerry(R)KEY2日本国内モデルの特徴
バンド18対応
日本国内モデルは世界で唯一のバンド18対応モデルで、PCBA(※1)を一から開発・実装し、切望されていたau SIMを含む、国内初の3大キャリア(au、docomo、SoftBank)SIMの利用が可能になります。
キャリアアグリゲーション対応
KEY2のキャリアアグリゲーション(※2)は、3CC CA、2CC CAに対応(一部対応してないSIMもございます)しており、3CC CAの場合下り最大225Mbps(理論値)、2CC CAの場合下り最大150Mbps(理論値)の通信が可能となります。3CC CA、2CC CAのメリットは、通信のさらなる高速化、そして複数の周波数帯を使うことによる通信の安定化で、1つよりも2つ、3つと多くのCCを使うことで、好条件下ではCCひとつを使ったLTEの2倍、3倍、データをやり取りできます。条件が悪い環境でも、ひとつのCCでは致命的だった通信を、ほかの周波数帯のCCであれば回避が可能になります。
文字入力変換アプリSimeji(シメジ)実装
KEYone以前のモデルは、日本語入力・変換が最適化されておらず、ウィークポイントとなっておりました。今回の「BlackBerry(R)KEY2」は、文字入力変換アプリSimeji(※3)の機能が、KEY2に最適化された状態でプリインストールされており、ストレスなく日本語の入力・変換が可能になりました。
強固なセキュリティ
ハードウェアとプロセッサの安全性を確保し、BlackBerry最大の特徴であるセキュリティをパワーアップ。プライバシー保護とセキュリティに特化した「DTEK(TM)by BlackBerry」というBlackBerry端末専用アプリがプリインストールされ、マイクやカメラ、位置情報、個人情報などにアクセスしているアプリを個別に監視およびコントロールすることで、既存のどのAndroidデバイスよりも高いセキュリティ性を実現します。毎月のセキュリティアップデートによって、常に端末を安全な状態を保ちます。
Android(TM)OS Oreo搭載
KEY2は、Android(TM)OS Oreo 8.1を搭載し、これまでのBlackBerryで培ってきたBlackBerry(R)HubやBBMなどの高生産性アプリや高セキュリティ性を継承しつつ、100万個以上のGoogle Play Store上のアプリが使用可能です。
高生産性アプリ
メールやSNSを一元管理できるBlackBerry(R)Hub(※4)、BBM、BlackBerry(R)Password Keeper、カレンダー等のアプリがプリインストールされています。
さらに進化した物理キーボード
KEY2のキーボードはKEYoneよりも21.6%大きくなり、より正確な入力が可能になりました。KEYoneに引き続き、QWERTY物理キーボードとタッチパネルを両立した「Touch-Enabled(※5)キーボード」を搭載し、指紋認証機能も実装しています。
ショートカット機能を更に快適にするスピードキー
BlackBerry端末の特徴の一つである、キーボタンそれぞれにアプリの起動を割り当てられる、キーボードショートカットキー機能(※6)。KEYone以前のモデルは、ホーム画面時にしかこの機能が有効ではありませんでした(何かの別アプリを起動中は機能しない)が、今回のKEY2は、新たにスピードキーが端末右下に配され、このスピードキーと対象のボタンを押すことで、他アプリを起動中でも任意のアプリを起動することが可能になります。
強力なパフォーマンスと拡張可能なストレージ
KEY2は、Qualcomm(R)Snapdragon(TM)SD660 OCTA-COREプロセッサを搭載しています。また、Silver(BBF 100-8)は64GB、Black(BBF 100-9)は128GBのオンボード・ストレージをそれぞれ備え、ともに最大2TBのmicro SDカードが使用可能です。(※ディアルSIM対応のSilver(BBF 100-8)は、外部メモリmicro SDとデュアルSIMの併用はできません。)
最高クラスのバッテリー駆動時間
KEYone同様3500mAhの大容量バッテリー搭載し、USB TYPE-Cポート採用。Quick Charge 4.0に対応し、36分で50%の高速充電が可能です。一般的な使用頻度であれば、約2日間は充電をしなくてもご使用いただけます。
ポートレート撮影に優れたデュアルカメラ
リアカメラは、1200万画素と1300万画素のデュアルカメラとなっており、また業界をリードするSamsungのイメージセンサーを搭載しており、特に「ぼかし撮影(ポートレート撮影)」に優れたハイパフォーマンスを実現しています。また、フロントカメラは800万画素の固定焦点&ワイドアングルレンズを採用し、より快適なセルフィー撮影が可能です。
※1:Printed Circuit Board Assemblyの略称。PCB上にはんだペーストを印刷した後、抵抗やIC、コンデンサなどの各種部品やアプリケーションに応じて変圧器などの部品を実装した基板です。
※2:複数の異なる周波数帯の電波を束ねて、1つの通信回線としてデータの送受信を行う技術。この一度に使っている連続した帯域ひとつのことを“Component Carrier”略してCCと呼び、帯域をまとめて束ねる技術「キャリアアグリゲーションのことを“Carrier Aggregation” 略してCAと呼びます。
※3:中国検索エンジンの大手である百度の日本法人バイドゥ株式会社により開発・運営されているAndroid・iOS向けの日本語入力アプリ(IME、キーボードアプリ)です。
※4:メッセージやEメール、Facebookに電話など、様々なコミュニケーションを一つにまとめ、従来であれば各アプリを個別に確認していた内容も、効率よく閲覧できます。どんな画面からでも簡単なスワイプ操作でいつでもアクセス可能です。
※5:キーボードにタッチすることで、スクロールや予測変換の選択、バックスペース、カーソル移動、範囲選択など様々な操作を可能にします。
※6:キーそれぞれに、クリックもしくは長押しの2つのアクションで、それぞれのアクションをアプリの起動に割り当てることができます。例えば、“B”ボタンのクリックでブラウザー(Browser)アプリの起動や“P”ボタンのクリックで電話(Phone)アプリの起動が可能。各キーボタンにはユーザー任意のアプリを割り当てることができます。
■BlackBerry(R)KEY2日本国内モデルのスペック(予定)
- OS:Android(TM)OS Oreo 8.1
- CPU:Qualcomm(R)Snapdragon(TM)SD660 OCTA-CORE
- SIM種類:nano-SIM、Silver(BBF 100-8)デュアルSIM/Black(BBF 100-9)シングルSIM
- サイズ:151.4 x 71.8 x 8.5 mm
- 重量:160 g
- ディスプレイ:1620 x 1080 ピクセル(4.5インチ)
- 外部メモリ:microSD(最大2TB)
- 内部メモリ:Silver(BBF 100-8)64GBフラッシュメモリー/Black(BBF 100-9)128GBフラッシュメモリー、6GB RAM
- Wi-Fi:802.11b/g/n 2.4GHz、802.11ac 5GHz、802.11a/n 5GHz、Wi-Fi Direct
- Bluetooth:Bluetooth 5.0 Low Energy(LE)and EDR
- NFC:対応
- FMラジオ:イヤホンジャック利用で受信可能
- リアカメラ:1200万画素と1300万画素のデュアルカメラ、オートフォーカス、f2.0、手ぶれ補正、パノラマ・バースト・フィルター撮影機能搭載、4Kビデオ撮影対応
- フロントカメラ:800万画素、f2.2、手ぶれ補正、ワイドセルフィーモード搭載、フラッシュ撮影
- バッテリー:Li-Ion 3500mAh
- 物理キー:電源キー、ボリュームキー、便利キー
- 周波数:(LTE Band)1/2/4/3/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/39/40/41 (3G Band)1/2/4/5/6/8/19
■アフターサービス
- 正規代理店としての充実のサポート
- 1 年間の端末保障(端末ご購入日より起算)
- コールセンター
- チャットサービス
■BlackBerry KEY2 スペシャルサイト
https://blackberrymobile.jp/key2
■端末価格(予定)
- BlackBerry(R)KEY2 Silver(BBF 100-8):販売価格:79,800円(税込)
- BlackBerry(R)KEY2 Black(BBF 100-9):販売価格:89,800円(税込)
■TCL Communicationについて
TCLコミュニケーションはTCL、Alcatel、BlackBerryの3ブランド戦略で、モバイルを中心にした製品や革新的なソリューションを設計、製造、そして提供しています。TCLコミュニケーションは本社を香港に置き、世界中に複数の研究開発センターを擁し、13,500名社員が在籍しています。北米、ラテン米国、ヨーロッパ、中東およびアフリカ、アジア太平洋の160カ国以上で事業を展開しており、トップ10のスマートフォンメーカとしてIDCに選出されています。詳細については、www.tclcom.comをご覧ください。
■商標について
TCL商標(ただし、これらに限定されるとは限らない)はTCL Corporation の登録商標です。
AlcatelはTCLコミュニケーションが所有する、(旧)Alcatel-Lucent社の商標です。
BLACKBERRY および EMBLEM Design の商標(ただし、これらに限定されるとは限らない)は、BlackBerry Limitedの商標および登録商標であり、ライセンスに基づきTCL Communicationにて使用されています。
■FOX会社概要
- 会 社 名:株式会社FOX
- 所 在 地:東京都千代田区有楽町2-2-1 X-PRESS有楽町 10F
- 代表取締役:五十畑 理央
- FOX.INC URL: http://foxinc.jp
■本件に関するお問い合わせ先
- 株式会社FOX
- 電話番号:0570-050-788
- Eメール:bb@foxinc.jp
Source:FOX
お久しぶりです。
なぜ日本投入モデルだけリアカメラが、1200万画素と1300万画素のデュアル何でしょうね?
差別化する意味がわかりません。 供給元の(samsung)の問題でしょうか?
ともあれ、ホワイトバランスが向上していると小生は嬉しいのですけどね。