2018 年 9 月末より順次配信が開始された、4 方向スワイプによる新しいジェスチャー操作を採用した Wear OS ウォッチの最新バージョン「Wear OS 2.0」が、手持ちの「TicWatch Pro」にも降ってきました。
待望のアップデートです。私の「TicWatch Pro」は米国の Amazon.com から直輸入したモデルですが、恐らく国内外の「TicWatch Pro」に対して同じく「Wear OS 2.0」が配信開始されていると予想されます。
実際の基本的なアップデートは、アップデートファイルが自動でダウンロードされ、そしてその旨が通知として表示される流れ。その通知をタッチすることで再起動が行われて、Wear OS ウォッチがアップデートされます。
アップデート後は、「Wear OS 2.0」にアップデートされた旨のメッセージ表示と、続けて 4 方向スワイプジェスチャーのチュートリアルが開始されます。
「Wear OS 2.0」の新機能は、基本的にホーム画面における 4 方向スワイプです。これまでは左右のスワイプでウォッチフェイスの変更、上から下でクイック設定の表示、下から上で通知の表示となっていましたが、「Wear OS 2.0」では「Google アシスタント」と「Google Fit」の統合性が増し、4 方向スワイプにてそれぞれの機能を呼び出すことができるようになっています。
ちなみにウォッチフェイスの変更は、ウォッチフェイス画面の長押しに変更されました。「Wear OS 2.0」のこのほかの新機能は特にはなく、これまでの Wear OS と同じです。とはいえ使い勝手が結構変わるので、また慣れるのに時間が掛かるかもしれないですね。
“また” というのは、ウォッチフェイス画面左右すわスワイプによるウォッチフェイスの変更は、「Android Wear 2.0」にて採用されたジェスチャー機能です。このジェスチャー操作が「Wear OS 2.0」でまた変更されるわけなので、Android Wear 1.6 時代からのユーザーにとっては結構いい迷惑といったところ。
とはいえ「Android Wear 2.0」のジェスチャーはあまり評判が良くなかったので、「Wear OS 2.0」にて改善されたと見るのが妥当かと思います。ともかく、「TicWatch Pro」を持っているユーザーはシステムアップデートを確認してみてください。