2018 年 10 月 9 日に発表され、その後 10 月 22 日に米国で発売された、「Google Home」シリーズのディスプレイ搭載モデル「Google Home Hub」が、私の元にもやってきました。
今回は若干通関で手間取っての到着で、予定より数日遅れての到着。まぁ本国に送り返されなかっただけありがたいと思うことにしましょう。そんな「Google Home Hub」、早速セットアップして使ってみようと思ったのですが、予想外に残念な結果となりました。
それは現在日本語利用未対応という点。むしろ英語のみしか対応していませんでした。
なぜ予想外かというと、「JBL Link View」をはじめとした Google スマートディスプレイは日本語で利用できるためです。
「Google Home Hub」は実際には Google スマートディスプレイではなく、どちらかというと「Google Home」にディスプレイが搭載されたカメラなしスマートホームデバイスなのですが、とはいえ大枠のカテゴリは Google スマートディスプレイの一つ。そのため「JBL Link View」と同じく、問題なく日本語でも利用できると勝手に思っていたら、まさかの日本語未対応となりました。
ちなみにこの日本語未対応は、あくまでも「Google アシスタント」を利用するためのボイスコマンド読み取りにおいてです。YouTube などの動画をキャストするためのディスプレイデバイスとしてはもちろん利用可能。また現行の Google スマートディスプレイとは異なり、「Google Home」スピーカーをグループ化して同時に音源再生などを行うことができるホームグループデバイスとしても選択可能なんです。
つまり、動画再生やホームグループも含めたキャストデバイスとしては問題なく利用可能。このほか、ディスプレイタッチを利用したスマートホームデバイスの操作なども行うことができるはず。この辺は、検証して改めてご報告させていただきます。
とりあえず、「Google Home Hub」を輸入して日本語利用しようと思っている方は注意してください。「Google Home Hub」の日本語対応状況が気になっている方、今回は残念でした。
ただ当初の「Google Home」も日本語未対応から日本語対応へとアップデートされた経緯があるので、英語圏以外の地域に向けた「Google Home Hub」の展開拡大と共に、英語以外の言語にも順次対応していくと予想されます。